
2018年6月5日発行、
三宅洋平マガジン「感覚と科学」24号より、中身を一部をご紹介します。
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━《目次》━━━━──────
0.旅先からエクスキューズミー
1.リカルド、大臣になるの巻
2.三宅洋平×ソーヤー海×冨田貴史 共生革命三者対談 後編(動画&音声)
3.三宅洋平×ソーヤー海×冨田貴史 共生革命三者対談 前編(テキスト版)
4.三宅商店のイチオシ
5.談話室
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【三宅洋平】
『NVC』っていうのも、やっぱり「私対あなた」「私対安倍政権」っていう対立構造の中に、いつも自分を落とし込む運動の構造から、いや待てよ、「日本をどうにかしよう」とか「世界をどうにかしよう」っていう意味で「私たち」だよね。
I & I
レゲエで言うところの。
そういう哲学にもう1回ちゃんと立ち返って、「本当に戦争とか環境破壊とかにもう痛めつけられきったこの地球と、人類と動物たち、植物を本当に救わなきゃいけない」っていう切羽詰まった状況で、新しい人類哲学が生まれようとしてる。
その芽のひとつが『NVC』だと俺は思う。
(三宅洋平マガジン『感覚と科学』24号収録動画「三宅洋平×ソーヤー海×冨田貴史 共生革命三者対談 後編」より一部文字起こし)
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【ソーヤー海】
「敵対しない意識」を育てると、そこから無敵な存在になれるし、無敵なムーブメントができて、やっぱりそれがうちらが本質的に色んな、うちらが変えようとしてる問題、戦争であったり、原発の問題だったり、化石燃料の問題だったり、やっぱりうちらの生き方が、ちゃんとそのメッセージになったり。
うちらが「敵」っていうコンセプトを超越して、なんかもう、みんな味方。
「ただ立場上みんな変なことをやらされてしまってて、でも変わることも可能」みたいなさ。
「ただその上手なお誘いを、まだもらってない」っていうそこのレベルにいけると、なんか希望を感じるよね。
で、そこにいけなかったら、結局もう何百年も人間がやってることを、うちらはまた繰り返すだけなんじゃないかって。
(三宅洋平マガジン『感覚と科学』24号収録動画「三宅洋平×ソーヤー海×冨田貴史 共生革命三者対談 後編」より一部文字起こし)
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【三宅洋平】
だから俺は選挙に出たんだよね。
それが俺の最大限のリスペクトの示し方。
つまり、「代わってくれ」。
「あんたの苦労、俺が背負うから、
代わってよ」。
これが当時の俺の中で一番、相手に対してリスペクトと共感のある「あなたのやってることに反対です」っていう示し方だったんだよね。
(三宅洋平マガジン『感覚と科学』24号収録動画「三宅洋平×ソーヤー海×冨田貴史 共生革命三者対談 後編」より一部文字起こし)
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【三宅洋平】
僕らの子どもたち世代を見てても、
早くも変化が起きてる気がするんだよね。
ほんとに争わない子、増えたなぁと思うし。
それを「草食」だの「覇気がない」だのっていう表現をする前時代的な大人もいるけど、ある意味、彼らはなんかもう黙って悟り始めてるような気もするし。
他方で「や、ほんとに体力落ちてるんだよ」っていう説もあるし。
まぁ両方だと思うんだけどね。
人類とにかくまだ俺は「いけるんじゃないかな」って。
選挙とかでマジマジと見てしまった人間のリアリティーに1回絶望してた気持ちを、
結構俺はこの2年間、『NVC』と『パーマカルチャー』を通じて、「政治的である」っていうことの在り方をもう1回、織り直してる。
凄くそこに、希望も感じてる。感じられるようになってる。
(三宅洋平マガジン『感覚と科学』24号収録動画「三宅洋平×ソーヤー海×冨田貴史 共生革命三者対談 後編」より一部文字起こし)
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【冨田貴史】
「こうなると良いなぁ」っていう、想定できるプログラムとかスケジュールが進んでいくこととか、今の自分で見えてる「素敵でポジティブな明日、明後日が過ごせたらいいなぁ」っていうものと、
「本当の希望っていうのは作ってくものだから、どうなるか分からない」っていう世界で、「そこが今、結構見えつつある」っていう感じがしていて。
(三宅洋平マガジン『感覚と科学』24号収録動画「三宅洋平×ソーヤー海×冨田貴史 共生革命三者対談 後編」より一部文字起こし)
三宅洋平マガジン「感覚と科学」
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