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【テキスト版】憲法フェス 名古屋 第一部 街頭演説(3/3) 山本太郎×三宅洋平 質疑応答 16.9.10 栄駅付近 メルサ北側

【テキスト版】憲法フェス 名古屋 第一部 街頭演説(3/3) 山本太郎×三宅洋平 質疑応答 16.9.10 栄駅付近 メルサ北側


2016年夏の参院選、東京選挙区で旋風を巻き起こした山本太郎×三宅洋平コンビが「憲法」を語る!9月9日から3日間、東京・名古屋・大阪にて、政治家、有識者や、各界のアーティストなど豪華ゲストをお呼びしながら、音楽と共に憲法を学んだ「憲法フェス」登壇者のトークを文字に起こしました。

2016年9月10日 憲法フェス 名古屋 第一部 街頭演説 Part3

【三宅洋平 (以下/三宅) 】
じゃあそろそろQ&Aの時間にいこうと思います。ここはですね、山本太郎議員にも同席頂いて、皆さんから忌憚なく質問をして頂いて、お答えしていこうと思ってます。

【山本太郎 (以下/山本) 】
憲法だけじゃなくても良いんですよ、その他のことでも結構です。

【質問.1】
三宅洋平さんが最初の時に話してた問いですけど、高江の方の話ですけど、機動隊が全国から派遣されていて、しかも沖縄のなんか高江の住民の反対運動が、しかも機動隊が暴力的に取り締まられていたりだとか、拘束されていたりとかしていた現状の話をされていますよね。

その話を聞いてみますとなんですけど、もしかしたらこれはまぁ裏で、要はバックで公安が介入しているのではないか? ってことは考えられないのでしょうか?

もしかしたら、もうひとつ言えることは、沖縄の高江の住民の反対運動、もしかしたら公安の監視対象にもなっているという事も考えられないのでしょうか? それが質問ですけど。

【三宅】
はい。えー、警察に詳しい方いらっしゃいますか?

【山本】
警察の方いらっしゃいます? 直接、聞いてみたりとかしてね。

【三宅】
機動隊と公安は本質的にはちがう部署だと僕は認識しています。

で、選挙の時にも、僕は1回目の3年前の選挙は、公安の方がたくさん来ました。毎日どんどん増えていきました。「それは、お前が当選しそうだからだ」って言われてから、ちょっと安心したんですけど。やっぱり人がいっぱい集まっちゃっているから、そういう公共の安全を視なきゃいけないっていう、まあ、言い分というか建前というか、仕事ですね。「仕事」って言っておこう。仕事があるんで彼ら来てます。

だけど、今回の選挙は、公安はいませんでした。だけど、普通の警察の方がいろんな対応を、例えば渋谷とかではしてくれました。「そこは全然違う所轄なんじゃないかな?」とは思ってますけど、わからないですよね、はい。

【山本】
まぁ部署がちがったとしても、今、警察であったりとか、まぁ全ての警察が、まぁ警察官ひとりひとりのお気持ちは別としてですよ、人々を守るというよりも、国家権力を守る為の装置になりつつあるということは、間違いがないと思います。

で、余計、警察力が強まるような『治安立法』というものも次々に通っていっている。それは例えばテロ、「テロ対策」と名の付くもとに、人々の自由を制限するような立法も次々に行われている。この流れで一瞬『共謀罪』言ってもいい? まずい?

【三宅】
いや、良い良い、もちろん。

【山本】
えっとですね、今年の9月26日から始まる国会に提出されるかもしれない、その次の国会かもしれないといわれている中で、とんでもない法律がひとつあります。

『共謀罪』

皆さん聞いたことある人、どれぐらいいらっしゃいますか? 共謀罪。
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マニアックな方、多いんですか? そんなことないですよね。ご存じない方、ぜひ覚えていただきたい。どういうことか? 今、モニターに出ています。

「2人以上の者が犯罪を行うことを話し合い、合意することを処罰対象とする」と書いてあります。これ、実行が伴っていません。要は、相談をしただけ、話し合いをしただけ。「あいつ、むかつくな、殴りたいね」「わかるわ、あの山本部長やろ、俺も殴ったりたいわ、殴ったろうぜ」「おう、そうやな」これ、該当するんですね。
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要はどういう事なのか? 具体的な行為がないのに、話し合っただけで処罰される。つまり、「相談することが罪だ」と。被害者はいない。
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そして、「相談すると罪になる」と。これ、とんでもなくないですか? どんなことだって言えるじゃないかって事ですよね? で、どういうものがそれに該当するのか? 共謀罪にかかるのか? ってことなんですけれども、
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「長期4年以上の懲役が定められているような犯罪に、これがあてはまるんですよ」ってことですね。例えばどんなものがある?
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『窃盗罪』他人のものを盗むことはよくない。これは10年以下の懲役ですから、先ほど言った、「4年以上」っていう部分に含まれますよね? だけどこれには、
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窃盗罪には『万引き』も入ってるんですよ。万引ききっかけに、この共謀罪みたいなものもあげられてしまう。そういう話なんです。

窃盗っていうのはものすごく広い範囲であって、その中の底辺に『万引き』ってものが入っている。それさえもこの『共謀罪』の対象になってしまうって話しなんですね。ほかには?
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『詐欺罪』どんなものがある?
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例えばその底辺、詐欺罪っていうすごく大きな括りの中の底辺には、『釣銭詐欺』「100円ごまかしました」とか。『キセル乗車』「1駅ごまかしました」こんなものまで含まれてしまう。

あまりにもあり得ないでしょ? それ数えていくとどのぐらいにのぼりますか? っていう事ですけれども、
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600を超えるってことなんですね。次お願いします。
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これ要は、重大犯罪、凶悪犯罪を行なったときにね、その相談であったり準備をしてるってとこも取り締まろうと。「オリンピック来るんだから、テロに警戒しなきゃいけない」っていう話で、こういうことになっているってことなんですよ。

でも、心配しないでくださいよ、凶悪犯罪についてはもう予備段階から、例えば『殺人』『強盗』『放火』、「放火するためにポリタンクに石油を満タンに買ってきました」、例えば、「人を殺すためにナイフを準備しました」「ロープを買いました」っていう段階で、これは罪に問うことはできるんですよ、今。既にあるんだって。今の、既に今ある法律でこれまかなえてるんですよって。

他にも、「爆弾を作ります」そのようなとんでもない事に関しては、相談しただけでアウトっていうようなね、共謀段階から取り締まれるような今の法律があるにも関わらず、それを新たに、例えばさっき言った、『窃盗』っていう大きな括りの中の『万引き』まで入るようななか、『詐欺』っていっても、「100円ごまかした」『釣銭詐欺』『キセル乗車』まで含まれるような、もう限りない。

他にも『道路交通法』『公選法』『水道法』600以上にも関わるようなものに関して、一気に網を広げようとしている。
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「相談するだけで罪」ってことが可能になっちゃったらどうなります? なんでも出来るんですよ。で、じゃあその証拠をつかむためにはどうしたらいい? 「相談したことが罪」ってなる、じゃあその証拠をどうやって集める? 『盗聴』『盗撮』『尾行』『自白の強要』

先ほど、私の時に話しました憲法21条、これが変えられていく。要は、「公益および公の秩序を乱すようなことに関しては、表現の自由を与えない。前項の規定に関わらず、それを認めませんよ」ってことにしちゃってる。

ますますものが言いづらくなるし、そして、お互いに監視し合う。「あいつ、こんなこと言ってました」っていうような、密告っていうような状況になっていっちゃう。『相互監視』監視社会に向かっていっている。そういう状況なんです。
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この共謀罪っていうのはね、過去3回、国会に提出されているんですけど、これすべて廃案になってます。小泉政権時代。

当然です。とんでもない話じゃないかと。居酒屋での酔っぱらった時の話でさえも、共謀罪、適用される可能性まである。「こんなこととんでもない」ってことで廃案に3回なったけれども、今回また出てきたんです。

「名前を変えようぜ」って。看板付替えたら、みんなピンと来ないでしょ? 「共謀罪また出します」って言ったら、過去3回廃案になっているから、みんな警戒する。でもそれを、「テロ関連なんですよ」ってことにしちゃえば、みんな、「しょうがないよな」って話になる。「テロ準備罪」みたいな名前で出してくるってことなんです。

ほんとに、危ないとこに来てるんです。気を付けて頂きたい。皆さん、私のこのざっくりした説明で申し訳ないんですけれども、それぞれがこれ理解を深め、まわりに広げて頂きたい。ごめんなさい、時間頂きました。ありがとうございます。

Photo by 伊藤愛輔

Photo by 伊藤愛輔

【三宅】
ちなみに36条、「公務員による拷問は、絶対にこれを禁ずる」というのが今の憲法に書いてありますが、
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第三十六条
公務員による拷問及び残虐な刑罰は、絶対にこれを禁ずる。(日本国憲法)

さらっと比較の方を見てみると。

【山本】
絶対にこれを禁ずるんですよね。

【三宅】
絶対にしてはいけない。

【山本】
当たり前ですよね。「絶対だめよ」って。
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第三十六条
公務員による拷問及び残虐な刑罰は、禁止する。(日本国憲法改正草案(現行憲法対照)自由民主党 平成24年4月27日(決定))

【三宅】
これが比較の方ではですね、改正案の方では、あれ? 『絶対』が消えているんですよ。だからこの改正草案だけ読むと、「禁止する」なんですけど、かつては『絶対に禁止する』と書いてあった。「絶対」を取ったっていうことは、これ意味がないわけがないってことですよ。これは今、太郎くんが説明していたようなシチュエーションの中で活きてきますよね、はい。

【山本】
これほんとに、結局何がしたいんだ? ってことなんですけども、よりコントロールしやすいようにしたいわけです。公益、公の秩序、自分達にとっての利益。そして自分達にとって秩序を乱されるようなこと、そう権力者が考えることに関しては、片っぱしから弾圧していって、コントロールしやすいようにする為の、全体主義国家に向かっていく為の、必要な道具の数々ってことですね。これを今止めなきゃ、ほんとにまずいことになるっていう話でした。

質問に戻りますか。すいません、もうね、「質問短くして下さい」って言うんですけど、答えが長すぎるっていうこれがね。根本的なところ変えなきゃいけないっていう。

【三宅】
(笑)長くなっちゃうんですよね、この話が。

【山本】
申し訳ございません、マイク大好きですからこの二人。

【質問.2】
総理大臣の任期を延長するとかって聞いたんですけど、安倍さん早く辞めてほしいんですけど、 延長なんかしてどうやったらできるんです?

【山本】
あ、ごめんなさい、自民党総裁の任期っていう部分にもそれ関わってくる話ですよね。でも、まあ、任期延長するんじゃないですか? どうしてか?

【質問.2】
それは自民党の人が決めちゃえばもうそれでいいっていうことですか?

【山本】
ちょっとすぐ調べられますか? ね、自民党総裁の話ですよね? はい、そうです。自分たちのルールを変えりゃいけるだろうって話だと思うんですけど。ごめんなさい、ちょっとその話。

【三宅】
多分、総理大臣の任期ではなくて、総裁の任期の話ですか?

【質問.2】
総理大臣。

【三宅】
総理大臣の任期延長っていうのは、書いてないと思ってますよ。ないですよね?

【山本】
自民党総裁。

【質問.2】
ニュースっていうか、聞いたのは。じゃああの、総理大臣ではなくて総裁の任期っていうことが、今検討されているってことなんですね?

【山本】
一番議席を持った政党のそこのトップが総理大臣になるっていうことですから、だから元々自民党の中の総裁の、「何回までしかできないよ」っていうのを延長したら、自分が東京オリンピックの時に総理大臣でいられるっていう、まるで中学生みたいな話しているんですね。はい。すいません。

【三宅】
ありがとうございます。

【山本】
はい、他にございませんでしょうか?

【質問.3】
自分は沖縄の方から、高江の問題含めて普天間基地もあって、普天間基地に関連してというか全てに関連するんですけど、日本の、日米地位協定、オスプレイが、オスプレイだけじゃないですけど、日本の航空法に、なんていうんですかね、日本全体が、自衛隊の元で米軍を指揮下に入れてもらえるようにはどうしたらいいですか?

【三宅】
えっと、日米地位協定の?

【質問.3】
そうです、そうです。

【三宅】
まぁ沖縄のみならず、実は日本中の、例えば、「空の飛行機が飛んでいいエリア」っていうのが、米軍によって決められてましてですね。「米軍機しか飛べないエリア」っていうのが広大に存在しています。

これご存じない方も多いんですけど、横須賀、座間、横田とか神奈川の上空から新潟にかけてですね、2000メートルから7000メートルぐらいの高さの見えない山脈があって、そこは、「日本の飛行機は飛べない」っていうことになってます。この空域は飛んではいけない。「横田空域」なんて言われてますけど、これは戦後すぐからずっとあります。

で、これはピンとこない人は、羽田空港で飛行機に乗ってみてほしいんですけど、なぜかですね千葉方面にぐるっと回ってから、急旋回をして飛んでくんですけど、名古屋や大阪へ飛びたいんだったら、別に普通に羽田空港から普通に出発すればいいんですよ、なんで旋回するか? っていうのを、ほとんどの人が疑問にも思わないんですけど、調べてみると、「そこは日本の飛行機は通れません」っていうことになってるんです、今でも。

だから、「日本は全然独立国じゃないよ」という現実がいっぱいあります。で、沖縄はもうそれの塊みたいになってますから。基地問題含めて、25%の土地を接収されてますし。で、これを変えるってのは本当、根幹的なテーマです。

Photo by 伊藤愛輔

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【山本】
ほんとに、今話したね、空域。東京の空域も、そして沖縄の空域も、アメリカによって支配されてると。もちろんその中を飛ぶことは可能だと思うんですよ。というか、許可をもらえば。でも、民間機1日にもう何回も離発着するところに、いちいち許可なんか出せないから、その今三宅洋平が言った、一都八県にまたがる2000メートルから7000メートルのような山脈のような空域を、迂回しながら飛んでいかなきゃいけない。

で、もちろん沖縄にも、「嘉手納ラプコン」といわれるようなものがあって。その空域っていうひとつとってもそうだし、それ以外にも、日本中の好きな場所に好きな時に基地も作れるし、人も好きなだけ出入りもチェックされずに米兵も入ってこれるし、それだけじゃなくてCIAの人間も入ってこれるしっていう、ノーチェックなんです。

すべてその費用も日本側が持つっていうような状況の中で、やりたい放題。だから植民地時代の継続どころか、それ以上の権限を持たされている、あ、差し上げているってことですね。宗主国アメリカ様に、植民地としてということですね。

で、先ほどお話した、低空飛行ですよね。もう住民の住宅すれすれまで飛ぶことだって、航空法で本当はできないけれども、アメリカ様は別ですと。おかしくないですか?

先ほど、オスプレイの話がでました。じゃあアメリカでどうなっていますか? って、「ここらへんはね、コウモリの生態なので、ちょっと自然環境とかそういう生態に影響がでますので、オスプレイが来てもらったら困る」という反対運動が起これば、そこオスプレイ飛べないんですよ、アメリカでは。

住民の反対運動が強くなれば強くなるほど、そこではもう訓練はできなくなっちゃう。けれども沖縄では、日本では、好き放題に訓練されちゃうよって話なんですけど。

じゃあこの諸悪の根源はなんなんだ? ってことですけれども、「日米安保条約」とセットになっているこの「日米地位協定」アメリカ兵、アメリカ軍の法的地位を定めたもの、ルール。そこがもう、やりたい放題になっている。

ぱっと見、本文だけ読んだだけじゃわかんないけれども、でもその中で、密約だったり色んなものが合わさって、占領時代よりもより自由度が増したような状況を、アメリカ様に差し上げてるっていう状況があると。

もちろんおっしゃる通り、ごめんなさいね、答えが長くなっちゃいましたけども、この「日米地位協定」の見直し、していかなきゃいけないんですよ。私、国会の中でも言ったんです、安倍総理のおじいさんがこれやったんですね、昔の旧安保から新安保になる時に、「日米地位協定」ってものを定めたわけですよね。行政協定から地位協定に変わったわけですけども。

「あなたのおじいさんが、やらかしたんですよ? この、「売国条約」「売国協定」とも言われるものを。これあなたが変えなきゃしょうがないんじゃないですか? おじいさんがやらかした事」って言ったら、委員会の審議止まっちゃったんです。

どうしてか? 「売国」っていう言葉が、議会にふさわしくないって。で、その委員会終わった後に事務所帰って、今まで国会の中で、「売国」という言葉が何回使われたか調べたら、300回くらい使われてるんですね。だから都合の悪いこと聞いたら止めて、「とにかくもうなしでなしでなしなしなし」っていう話になっちゃうっていう。

【三宅】
まぁ究極だから、日米地位協定、安保法制を変えていくには、例えば本当に政権が変わるとか、或いは今政権にいる人達のものすごい多くの人が、奇跡のように心を入れ替える。どっちかじゃないですかね?

【山本】
なんですかその新しい宗教との出会いとか、そういうものがないと難しいってことですよね。宗教開いたらどうよ? (笑)

【三宅】
新興宗教NAUで、次はね宗教フェスっていうのを。いやいやいや、宗教も真面目にやってる方いっぱいいますからね。

【山本】
そうですね、色んなセッションがあればいいですよね、数珠とかロザリオとか持ってね。

【三宅】
いいですね、世界宗教全部集合で。まぁ、でもちょっとそれは僕らのミッションじゃないですね、今は。憲法。はい。

【山本】
ちょっと最後の方、冗談っぽくなっちゃったんですけど、先ほどの沖縄の方のお話の答えとして、その日米地位協定の改定ってものがされていかない事には、この国の真の独立はないと思ってます。

そこを変えていくという気持ちで政治に挑んでいるし、そういう姿勢で、この国と対峙しているミュージシャンであるということです。

【三宅】
はい。ありがとうございます。

【山本】
じゃあラストお1人ですね。

【質問.4】
ありがとうございます。私は戦争にはまったく反対で、絶対に日本で戦争がして欲しくないと思ってるんですけども、主人と話をすると、「もし武力を使わないとしても、日本がこれだけの武力を持っていて戦えるという姿勢を出さない限り日本が攻められる」っていう話になって、で、私は逆に、「日本は武力を持っていなければ、攻めたら他の国から攻められる、その国が、そういう無抵抗な国に攻めたっていうことで攻められるんじゃないか?」って思ってるんですけど、そのへんちょっと教えてもらえますか。

【三宅】
じゃあ、僕が先に短めに言っときますと、例えば、「中国が攻めてくる」っていう論説があります。で、尖閣上空でなんかドンパチやってるって情報もやっぱり入ってきます。「ドッグファイト」ってやつですね、飛行機と飛行機が追いかけっこして。

で、こういう事の情報で盛り上がるのはなにか? っていうと、やっぱり両方の国の軍需産業ですので、「戦争くるらしいよー」「戦争するらしいよー」って盛り上げれば盛り上げるほど特需が生まれてきますから。だから、そこはひとつ、「からくりとして絶対あるな」と思ってます。

で、中国が攻めてくるんだったら考えなきゃいけないことは、例えば丸腰の日本に攻めたらそれこそですけれども、国連安保理とか中国入ってますけど、外されちゃうんじゃないですかね? このものすごい権限なんで、例えばそういうリスクを中国だって、戦争する上で抱えてる可能性っていうか抱えてますよ。

だから、まぁそういう反論できる要素っていうのはいっぱいあると思います。ただし、戦争が起きる時は起きるような気もします。起こしたい人はどうやってでも起こすと思います。北朝鮮からミサイルが飛んでくる可能性だって否定できません。米軍の方の情報でも、やっぱりそういうことをむしろ彼らは待ってるっていう話もありますから。

で、短くって言いながら長くなってるんですけど、要するにテクニカルな話ですよ。軍事的に詳しい人ほど、「どうやってじゃあ守るんだよ?」って言ってくるんですよ、「お花畑みたいなこと言いやがって」って言うんですけど、じゃあ僕は切り返すようにしてるんですよ、「お前の方がお花畑なんだよ」って。「中国と戦争できると思ってる時点でファンタジーだぜ」って。「中国と戦争して守れると思ってる時点でアホだぜ」って。

じゃないですか? 54機の原発どうやって守るんですか? っていう話ですよ。ドローンで十分じゃないですか。核兵器いりませんよ。ドローン54機飛ばして、全部の原発に小っちゃい爆弾ぶちこむだけで、これ守れるんですか今の日本? 自分の国の空の空域すら守れていない日本が。ってことは、戦争っていう選択肢はないってことなんですよ。

軍事力で守れるわけがないんですよっていう覚悟を決めた強い平和外交をしてますか? ってことを、問うてかなきゃいけないんです。僕の答えはそこです。

Photo by 伊藤愛輔

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【山本】
まぁもう今のが全てだと思いますね。だって、「北朝鮮が中国が」って言いながら再稼働バンバンしてるし、日本海側にはね、あれほどたくさんの原発があると。54機全てと言わずとしても、日本海側ね、そのなにかいざこざが起こりそうな側の原発は停めていくとかね、燃料棒を抜き出すっていうことを始めなきゃ、説得力がないですよね。

「じゃあ飛んできた時にどれくらいの被害があるんですかっていう想定、どういう風にしているか教えて下さい」って国会で言ったら、「想定していない」って言うんですよね。「中国が! 北朝鮮が!」って言いながら、「想定していません」っていうね。どっちがお花畑か? っていう。

だから、そこにはあまり重きを置いていない。ま、とにかく軍拡していくことによって、自分達が貰った組織票であったりとか、企業献金というところがより強くなるわけですよね。

例えば、経団連。日本経済団体連合会の中に、防衛生産委員会っていうものがあると。そこには60社ぐらいの武器製造に関わる企業が参加していて、そこからずっと政治に対してリクエスト、プレッシャーをかけているわけですよ。

要は、「武器を世界中に売れるようにしろ」と。そして、「憲法を変えろ変えろ」と。「集団的自衛権をやれるようにしろ」っていうことを、もう2005年ぐらいからずっと言い続けてるんですね。自分達の商売に繋げたいわけですよ。

イージス艦一隻2500社の国内企業が関わって、戦車一両1300社の国内企業が関わり、戦闘機一機1100社の国内企業が関わるってよくいうんですけど、当然ですよね、それによって何が生まれるか? ってことですけれども、税金をよりその軍需産業に横流ししていける。緊張が高まれば高まるほど。「キムちゃん、そろそろ一発お願いしますね」みたいな電話しているんじゃないですかね? って疑っちゃうほどね。

【三宅】
俺も疑っちゃう。外交文書だけでやりとりするかな、今日日。

【山本】
「ナイスロケットミサイルでしたね、今回も」みたいなこと言うてんちゃうかな? みたいなね。

【三宅】
もう携帯電話でね、特殊な周波数で話ぐらいしてんじゃないか? って思っちゃいますけどね。こんなこと言ってると、お花畑から今度はトンデモと言われてしまう。

【山本】
まぁでも、税金の使い道っていうかね、税金の取り方を見てれば、例えば企業に対して税金を安くするっていうね、いろんな制度があるわけですよ。88、租税特別措置みたいなものがね、存在しているんですけど。そのうちのひとつの、一番割合が多いと言われているのが、研究開発減税。これはもう6000億上回ったと。これは民主党時代の倍になってるんですよ。

じゃあどういうことに研究、開発していくか? という事になってきますよね。「研究しました、開発しました」って事になってると、だいたい税金が40%ぐらい安くなる、最大でっていうサービスなんですよ。

で、じゃあ軍事方面の開発研究っていうことが進んでいけば、それが商品化されて世界に売れて、そしてね、結局はそれを使わなきゃいけない。開発した、で、製造した、それを売った、じゃあ次はそれを使うというサイクルが完成すれば、これもうずっと続けられる商売ですから、こんな旨みはないということなんですよね。だからここにのせられちゃうというね。

アメリカと経団連の為のコントロールされた政治はやめろという話なんです。わかりやすい、非常にわかりやすい。ざっくり言いすぎかも知れないけれども、大きくわけてそんな感じだという状態だと思います。

【三宅】
実際、防衛省の防衛装備庁、「防衛装備庁」なんていうのが新しくできたってこと皆さんご存知ですか? 「防衛装備庁」っていうのができましたからね。

【来場者(子供)】
ヨウヘイバイバーイ。

【三宅】
はいよー、バイバーイー。ありがとねー。子供も来てくれる街宣活動、すばらしいです。お母さんありがとうございます。

といった感じで、どんどん踏み込んだ話もこの後、夜もしていこうと思います。夜の憲法フェスの方もぜひお越しになって下さい。

長い時間ご静聴ありがとうございました。名古屋の街の皆さんも、大きな音で失礼いたしました。

【山本】
そしてですね、最後にですね、少し懐に余裕がある方にお願いがしたいんです。三宅洋平の団体でありますNAUにですね、カンパを、個人献金をお願いしたい。

というのもですね、このトラック、音響設備、全てですね三宅洋平事務所の支出です。で、これはですね、元々選挙の時に皆さんから頂いた寄附を元にさせて頂いています。

このような本当に多くの方々に話を聞いてもらえるフェスであったり、そして多くの皆さんに観て頂ける映像作りなどをですね、三宅洋平力を入れております。

是非、皆さんにもですね、カンパの方よろしくお願い致しますという、お金のない方はお金持ちのお友達に是非ですね、ご相談してみて下さいということで、よろしくお願いします。

【三宅】
無料会員登録というのもやってますんで、「こんなイベントやってるよ」「勉強会やってるよ」という情報が届きますので、「お金がないよ」って方は是非NAUの無料会員になって頂けると、「私、政治団体の登録しちゃったんですけど」っていう自慢話が友達にできて、あやしまれたり、いぶかしがられたり、盛り上がったり、どれかだと思うんですけど。どんどん世の中の価値観を広げて、新しい政治の文化、作っていきましょう。

山本太郎参議院議員に大きな拍手をお願いします! ありがとうございました!

【山本】
そして、三宅洋平でした!

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