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【テキスト版】憲法フェス 名古屋 第二部 The Party (4/4) 山本太郎×三宅洋平×小西洋之 16.9.10 Live & lounge Vio

【テキスト版】憲法フェス 名古屋  第二部 The Party (4/4) 山本太郎×三宅洋平×小西洋之 16.9.10 Live & lounge Vio


2016年夏の参院選、東京選挙区で旋風を巻き起こした山本太郎×三宅洋平コンビが「憲法」を語る!9月9日から3日間、東京・名古屋・大阪にて、政治家、有識者や、各界のアーティストなど豪華ゲストをお呼びしながら、音楽と共に憲法を学んだ「憲法フェス」登壇者のトークを文字に起こしました。

2016年9月10日 憲法フェス 名古屋 第二部 The Party Part4

【三宅洋平 (以下/三宅)】
さぁ、今日もう一方ですね、同じく民進党から、昨日の東京の「UNIT」でのですね、憲法改正草案を止めるための秘策をブチ上げてくれた、小西洋之議員をお呼びしたいと思います。
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もうどうしても、「ちょっと待て」と、「名古屋も山本・三宅だけには任せられないぞ」と、「ちょっとこの秘策を聞いて欲しい」ということでですね、駆けつけて頂きました。小西さん、遅い時間にありがとうございます。

【山本太郎 (以下/山本) 】
ずいぶん、お待たせいたしました。本当に申し訳ございません。

【小西洋之 (以下/小西) 】
いえいえ、あの殴られた写真じゃなくて、
さわやかな写真でありがとうございます。

【山本】
一応、あの殴られたのも出して頂いてよろしいでしょうか。

【三宅】
ピッと、出ますかね?
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【山本】
出ました! いいパンチですね、これ。ちょっと、ひげの隊長、アントニオ猪木さんみたいな顔になってますよね、これね。ちょっと、しゃくれちゃってるっていうかね、「この野郎~」みたいな感じになってますけど。

【小西】
ちょうど、もうじき1年ですね。去年の9月の17日なんですけども。

【山本】
これ、この写真っていうのは、海外メディアでも取り上げられましたよね?

【小西】
なんかその年の日本発の写真で、なんか一番世界で流れた写真らしいですね。2枚のうち。

【三宅】
すごいことじゃないですか。

【小西】
この写真でないもう1枚の流れた写真は、なんか双子のパンダの写真らしいんですけども。

【山本】
すごいですね、その振り幅。なるほど。

【三宅】
「ル・モンド」から「ニューヨーク・タイムズ」から、この写真が踊りましたからね。「日本の民主主義、どうなってんだ?」っていう。でも、まさにその通りの話なんですよね。

【小西】
ですね、もう。日本が法治国家でなくなった日ですね、これは。まぁ本当になくなったのはこの2日後の、9月19日の参議院の本会議の強行採決なんです。これ委員会の採決なんですね。

【三宅】
ちなみにこの時、山本太郎議員は「自民党が死んだ日」っていうプラカードを掲げていましたね。
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【山本】
(笑) これ、違うんですよ。これはですね、よく見たらこれ表彰状なんですね。本当はこれ、 あの委員会なんですよね。委員会の中、まだ本会議に行く前。で、 これ強行採決、委員会内で行われる「人間かまくら」(※自民党議員が強行採決の際に委員長を取り囲んだ)っていうのがありましたよね。あの時ですけれども。その時にね。

【小西】
私も居ますね。

【山本】
いらっしゃいますね、いらっしゃいます。写ってますね。

【小西】
これ、実はですね。

【山本】
怒ってますね。

【小西】
ちょっと、後でご説明します。なぜ怒ってるのか。

【山本】
なるほど。わかりました。じゃあ、その前にですね、どうしてあれ、「自民党が死んだ日」というのが表彰状の紙になってるか? という、ご説明をしたいと思うんですけども。

この日、 締めくくりの総括。まぁ全部、最後、終わった後、「全部、終わるよ」っていう時の質疑があると。で、 質疑があるんですけれども、その締めくくり総括の質疑というのが、なかなか最後まで回って来ない。私、一番最後ですから、 ほぼ。で、その途中で、もう強行採決っていう状況になっちゃったわけですよね。

で、私が質疑の番まで回って来たとしたら、 表彰状を書こうと思ってた。安倍総理に感謝状。「みんなに対して、立憲主義、この憲法の大切さっていうものを教えてくれてありがとう」と。「あなた、本当に素晴らしい」っていうね。「みんなに気づかせてくれて」っていう表彰状を書こうと思ったけれども、どうやら流れがおかしかったので、「自民党が死んだ日」っていうのを前もって書いといた、っていうね。まぁそれだけの話なんですけど。時間とって申し訳ございませんね。で、 どうして怒ってたんですか? 小西先生。

【小西】
これはですね、私これ、ぶん殴られた後なんですね。

【三宅】
後なんですね。なんか、言い争ってますね?

【小西】
ぶん殴られて、下に跳ね落とされた後で、「もう1回、行くぞ!」と。で、「みんなで行こう」っていう風に、ちょっとここから
オフレコになるんで、ちょっとフェイドアウトしていきますけど。

【山本】
これ、手前、芝さんですよね?

【小西】
あっ、ちょっ、名前出しちゃダメ。

【山本】
いや、違うちがう。まちがえた。似てるな。自民党の方かな、これ。

【小西】
私が、檄(げき)を飛ばしてる方は、司令塔の方なんです。で、「みんなで行こう」と。

【山本】
「言っちゃダメ」って、言っちゃってるという (笑)

【小西】
っていうのは、私もこういう写真あるの初めて見ました。後でちょっと、こっそり頂ければ。

【山本】
いいですね、チーム内でのね。

【小西】
いや、チーム内じゃなくて、みんなで一致団結、闘ったんですけど。

【三宅】
これでもあの、今後、小学生でも買える駄菓子屋に、ポテトチップスにこういうカードをつけて、売りに出そうと思ってるんで。カルビーに対抗、プロ野球チップスカードに対抗して、国会議員カードっていうのをですね。

【小西】
なんか子どもに恥ずかしいですね、ほんとに。
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【三宅】
あ、これ、幻の三宅洋平カードってやつですね。

【山本】
これ、すごいじゃないですか!

【三宅】
まだ議員になってないのに、一応、なった体(てい)でですね。レアカードです、これ。

【小西】
どっかの神様みたいな感じ。

【山本】
コラ策士、コラ。

【三宅】
確かに太郎くん言う通り、宗教家ですね。我ながら。

【山本】
(笑) なんか降臨した感じですね、なんかね。向かいの人たちが迎えてる感じがしますからね、同じ壇上の人がね。

【三宅】
まぁでも今日日 (きょうび) 、おもしろいのはですね、こういうのをネット上で、ボランタリーに、勝手に作ってくれるんですよ。フォロワーの方が。

【山本】
ほんま? 自分で作ったんちゃうの? (笑)

【三宅】
違いますよ。さすがに憲法フェス仕込みながらこれ作れない。

【山本】
「フォロワーの方が」言うて、自分で作ってたらびっくりしますけどね。

【三宅】
だったら、悲しいですよね。

【小西】
これ下が、太郎さんのひとり牛歩ですよね。

【山本】
ほんまやわ。今、気づいた (笑)

【小西】
いや、あの本当、立派でしたよ。本当に。

【山本】
ほんま、神様みたいになってるやん。

【三宅】
本当なら、僕、あの後ろに立って、一緒に牛歩か、僕が太郎君のですね牛歩を見た時に、「俺が議員だったらどうするかな?」って考えた時は、「ムーンウォークで戻る」っていう、月歩 (げっぽ) っていう新しい技をですね。

【山本】
あ、でもそれ、蓮舫さんに怒られるよ。

【三宅】
怒られます?

【山本】
僕、蓮舫さんに怒られたんです。どうしてかっていうと、「ちゃんと牛歩やるんやったら、足を上げてないとまずい」と。「太郎、ちゃんと足上げろ!」って怒られたんです。

【三宅】
牛歩のやり方があるんですね。

【山本】
「ありがとうございます!」って言ったんですけど。

【三宅】
こういうのはダメなんですね。

【山本】
だからダメですダメです、地面着いてる地面着いてる(笑) いや、 ムーンウォークうまいとかじゃなくて、地面に着いてたらダメなんですよ皆さん、牛歩は。

【三宅】
競歩みたいなこうね、足が上がってないといけない、っていうルールがあるんですね。

【山本】
靴底が上がらないとね。

【小西】
ただ、今、まともな憲法を世界で持ってる国で、こんな恐ろしいシーンが国会で繰り広げられた国って無いんですね。実はもう私たちの日本は、今、法治国家じゃなくなってるんですね。なんかもう普通に青空があって、 普通に賑やかな街がありますけども、いや、 こんな青空の下で、ほんとに起きてることなんだろうか? まぁそれが、ほんとの現実になっているのが、先ほどの沖縄の高江だと思うんですけども。

ただほんとに、もう日本は今、国会が国会でなくなって、民主主義が民主主義じゃなくなってる。

で、皆さんがほんとは一番社会で偉い主権者なんですけども、国民の皆さんが主権者でなくなっていてですね、安倍様の国になってしまってるんですね。それがほんとに、今の現実なんです。まごう事なき現実ですね。

【山本】
すごいですね。っていうことは、もうずいぶん古い時代に戻ったといいますか。王様の時代に戻った?

【小西】
明治憲法の時代ですよね。明治憲法の時代は、私たち国民は、国民ですらなかったんですね。臣民 (しんみん) だったんです。 臣民っていうのは、天皇陛下の臣下たる人々。臣民だったんですよね。

で、明治憲法の時代は、国民の皆さんの人権は、制限し放題。さっき、近藤 (昭一) 先生が、『公益および公の秩序』 っていう憲法13条を変える、自民党の憲法の話をしてたじゃないですか? 実は、明治憲法の中に『公益及び公の秩序』いっぱいあったんです。

例えば明治憲法の時代は、言論の自由や、あるいは信教の自由がなかったんですけども、例えば明治憲法の28条『信教の自由を公の秩序で制限することができる』って、書いてあったんですね。

【三宅】
あ、実際、『公の秩序』っていう用語が使われてたんですね。

【小西】
言葉があった。あの当時は『安寧 (あんねい) の秩序』といってですね、より重々しい言葉なんですけど。意味は全く一緒ですよ、『公の秩序』

だから戦前は、宗教弾圧があったんです。神道という国家主の宗教に反する宗教というのは、弾圧されてですね、で、逆に国家の宗教、信教の下に国民が死んでしまうことすら構わない、と。で、その中枢でやっていたのが、靖国神社だったわけですよね。

【三宅】
もう同じ、あれですもんね、神道系でも、皆さんもご存知「天理教」とか「黒住教」「金光」「大本教」とか、明治期の「新興宗教」と呼ばれて、大きな宗教勢力の拡大を持った人たちは、ほとんど明治政府に、 事実上の弾圧ですよ。もう神殿をダイナマイトで破壊されるようなレベルの弾圧を受けて。その理由っていうのは、「おまえらそのまま調子に乗ると、天皇より人気出そうだから」っていう弾圧があったんですよね。当時はね。

【小西】
そうですよね。

【山本】
その恐い時代といいますか、そういう時代に戻りつつあると。安倍様の国に。

【小西】
実は今、戻ってるんですね、すでに。これによって。
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【三宅】
いつまでもこれ出すのやめてもらっていいですか? ちょっと恥ずかしい。

【山本】
(笑) そろそろ、神様しまって頂いていいですか? 三宅様を。

【三宅】
レアカードなんで。

でもね、小西さんね、多分 (現行憲法と自民党憲法改正草案の) 条文全部を比較して回るのは時間がすごいかかっちゃうと思うんですけど、さっき近藤さんにも、「ズバリ3つ」っていうことを、太郎さんおっしゃってましたけど。あえて今日、この1条をちょっとみんなに触って、それからいよいよ、 その例の小西さんの秘策をですね、みんなにちょっと、解禁して頂けたらなと思うんですけども、「まず、ここがおかしいぞ、今回の改正草案」っていうのを、1個ちょっと紹介してもらえますか?

【小西】
私、じゃあ、あえて取り上げるとすると、憲法の前文を出して頂けますかね?

【山本】
いいですね~。

【三宅】
これ、昨日も出てないですからね。前文は。

(前文)
日本国は、長い歴史と固有の文化を持ち、国民統合の象徴である天皇を戴く国家であって、国民主権の下、立法、行政及び司法の三権分立に基づいて統治される。
 我が国は、先の大戦による荒廃や幾多の大災害を乗り越えて発展し、今や国際社会において重要な地位を占めており、平和主義の下、諸外国との友好関係を増進し、世界の平和と繁栄に貢献する。
 日本国民は、国と郷土を誇りと気概を持って自ら守り、基本的人権を尊重するとともに、和を尊び、家族や社会全体が互いに助け合って国家を形成する。
 我々は、自由と規律を重んじ、美しい国土と自然環境を守りつつ、教育や科学技術を振興し、活力ある経済活動を通じて国を成長させる。
 日本国民は、良き伝統と我々の国家を末永く子孫に継承するため、ここに、この憲法を制定する。(日本国憲法改正草案(現行憲法対照)自由民主党 平成24年4月27日(決定))

【小西】
自民党憲法草案の前文なんですけども、なんか、すごいおどろおどろしい事が書いてあるんですね。

これ皆さん、自民党のホームページで、皆さんダウンロードできるんですけども。

【山本】
すごいですよね。でも、こんなものをホームページで公開してるっていう、図々しいですね。

【小西】
このお気楽さというか。だから、彼らは正しいと思っているわけです。

【山本】
堂々と。

【小西】
この憲法の前文ですね、自民党の憲法の前文。すごいこと書いてあるんですね。『日本国民は、国と郷土を誇りと気概を持って自ら守り』って書いてあるんですね。これなにか? っていうと、わかりやすく言うと、私たちに、「昔の沖縄戦をやれ」って言ってるんです。書いてますよね? 『日本国民は、 愛する国土と郷土を誇りと気概を持って自ら守れ』ということを書いてるわけです。で、これを受けて、自民党の憲法の第9条の3という新しい条文があるんですけど。
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第九条の三
国は、主権と独立を守るため、国民と協力して、領土、領海及び領空を保全し、その資源を確保しなければならない。(日本国憲法改正草案(現行憲法対照)自由民主党 平成24年4月27日(決定))

『国は、主権と独立を守るため、国民と協力して、領土、領海、及び領空を保全し、その資源を確保しなければいけない』もう、読んで字のごとしですよね。「国家は国民と協力して、領土、領海などを守れ」 って書いてあるんですね。

で、国が守るのはあたり前なんですよ。問題は、『国民と協力して』って書いてますよね? さっきの前文の『国民は誇りと気概を持って自ら国を守れ』と同じことが書いてあるわけです。

だから、昔の沖縄の地上戦ですよね。絶対勝てっこないアメリカ軍に対して、何の武器も持っていない、 何の軍事的な訓練もしていない、しかも、ひめゆりの部隊(沖縄の学徒隊)や、鉄血勤皇隊(てっけつきんのうたい)、もう、子どもたちですよね? 中学生のような子どもたちが、戦いに動員をされている。もう、それと同じことをやっているんです。

ところが、私たちの今の憲法の前文。

前文
日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。
 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
 われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
 日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。(日本国憲法)

実は自民党の憲法の前文の改正案っていうのは、今の私たちの美しい憲法の前文を、全文削除なんです。シャレじゃないんですけど、 前文を全部削除しちゃってるんです。

で、 全部削除されてしまった、私たちの今の憲法の前文。さっきの、「国民が戦え」と真逆のことが書いてあるんです。言ってみましょうか。『政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、 この憲法を確定する』って書いてありますね。

すごいことが書いてありますね? これ主語は、「私たち日本国民は」って上の主語なんですけど、「日本国民は政府の行為」政府っていうのは、国家権力っていうことです。「国家権力」っていうのは、内閣総理大臣や私たち国会議員。国家権力。『国家権力によって、再び戦争の惨禍が起る事のないようにすることを決意する』つまり、過去の戦争、 沖縄戦を始めとした太平洋戦争が国民に無断で、安倍総理のおじいさん、 岸信介さんというのは、戦争を始めた東條内閣の時の大臣だったんです。近藤先生がさっき、おっしゃっていたように。ああいう政治家たちが国民に無断で、無謀な戦争を起こして、しかも国民を巻き込んで殺してしまった。特攻隊の悲劇。沖縄戦の悲劇。原子爆弾の悲劇。あのような戦争の惨禍が、2度と起こることがないようにすることを決意する。

つまり、私たちの今の憲法は、ただの憲法ではないんですね。主権が国民に存することを宣言し、私たちの憲法、 私たちの国民主権っていうのは、「2度と国家権力に戦争を起こすことを許さない。そうした国民主権である。で、その国民主権の下にこの憲法を確定する」って書いてあるんですね。

だから、「日本国憲法ってなにか?」って一言でいうと、2度と政治家に戦争を起こすことを許さない憲法なんです。

で、ところが、さっきの山本さんがひとり牛歩で最後闘ってくださった、あの1年前の9月19日の参議院の本会議、安倍総理の安保の法律は、政治家が戦争をできる国に変えてしまう。そういう違憲の法律なんです。

集団的自衛権っていうのは、日本が攻められてないのに、同盟国のアメリカを助けるために、日本が日本を恨んでもない国に戦争を仕掛ける。これが集団的自衛権。

で、その戦争の判断を内閣と国会議員だけでできるようにしたのが、安保の法律なんです。だから安保の法律は、憲法違反なんです。「政府の行為によって、再び戦争の惨禍が起きることのないように決意する、国家権力に戦争を許さない」という、この平和主義に反するんですね。平和主義に反して、 かつ、それどころか、国民の皆さんを戦争に一緒に戦わせるようにする。これが自民党のとんでもない憲法草案。もう明治憲法そのまんまです。

なので、 これは何が何でもこんなものは許しちゃいかん、止めなきゃいかんと、そういうところを皆さんと共に、頑張らさせて頂きたいと思います。

【三宅】
だから多分、自分の友達とかとですね、意見の違う人と話す時に、これははっきりと言った方がいいと思うんですよ。「この改憲は、やはり戦争が目的にあるんじゃないか」っていうことを、「これすごくシンプルだけれども、やっぱり奥行きにあるのはそこなんじゃないか」っていうことを、やっぱりはっきりと言っていかないといけないのかなと、僕も思います。

【小西】
だから安倍総理は、「政治家は、絶対に戦争をやってはいけないんだ」っていう考えが、多分無いんだと思うんですね。安倍総理が書いている「美しい国へ」っていう本があるんですけども、昔の太平洋戦争時代の特攻隊の悲劇についてですね、「悠久 (ゆうきゅう) の大義のために身を捧げる。命を捧げる。この尊さを皆さん、考えたらどうですか?」って書いてあるんですね。

【三宅】
もはや、戦争にロマンを持っているっていうことですね。

【小西】
ロマンですよね。

【三宅】
まぁ、「自分が行ってくれよ」っていう話ですよね。それ。

【小西】
だから、まず自分が行くことの恐怖ということをですね、昔の悲惨な戦争をもとに政治家が学んで、もう二度とあんなことを許さない。で、「なぜあんなことを許してしまった、できてしまったか?」というと、昔の憲法が間違ってたから。で、その間違いの反省のもとに、「2度と政治家に絶対戦争を許さない」そういう憲法を今持ってて、「これを守り抜かなきゃいかん」ということを、政治家であれば考えなきゃいけないんですよね。

で、ちょっと今日は、 憲法フェスでちょっと一言だけ。私、実は「厚生労働委員会」、医療や福祉の仕事が実は専門で、ずっとやってきて。今も実は、高齢化社会の医療の制度を作っているような仕事をした国会議員なんですけども。同じ国会議員の感覚でいうと、国民の皆さんの為の仕事を毎日やってる、一生懸命頑張ってる人だったら、戦争って絶対反対するんですね。なぜか? っていうと、私たち国会議員の仕事っていうのは、国民の皆さんの命、あと、さっきの憲法13条の個人の尊厳、あと、幸せ。これを守り実現するのが、国会議員の仕事なんです。

で、ところが、申し訳ございません、力不足で、いくら頑張ってもなお、救えない国民の皆さんの命や尊厳があるんです。本当はあってはいけないんですけど。で、それに、常にこう胸をかきむしられながら、苦しみながら、悩みながら仕事をしているのが、ほんとは国会議員なんです。

で、あれば、「戦争を起こす法律? ふざけるな」と。「俺ら、我々国会議員が、力及ばずながらも国民の皆さんの為にどんだけしんどい思いをして仕事やってるんだ」と。その国民の皆さんの命や尊厳を無惨に、もっとも無情に、不条理に奪うのが戦争ですから、それを起こす法律なんて絶対に許さないんです。

しかもそれを、国民の皆さんの憲法を、論理もなにもないインチキで解釈変更して、数の暴力で強行採決する。こんなこと、まともな政治家だったら許さないんです。だからこの1点を持ってですね、安倍総理を絶対に信用してはいけないんです。もうこれはほんとに申し上げたい。すいません。

【山本】
もう、昨日もですね、そのインチキ。「インチキとはなにか?」ということをですね、もう、かなり短い時間の間にですね、しゃべって頂いた。もちろん聞き取ることはできたんですけれども、中には、「ちょっと早すぎて聞き取りづらかった」って方もいらっしゃると思うんですよね。だから今日はですね、少し昨日よりも小西先生に多めの時間で、ゆっくり目にちょっと話して頂きながら。

で、「もう昨日それ聞いたよ、観たから中継で」って方もですね、何度も聞いて、 まるで小西さんのそのまんまコピーをして、人に話せるような状況にして頂きたいなと。で、まぁ間、山本も三宅も口を一切挟みません。もう独演会状態でですね。

【三宅】
はい。僕、ビールを一杯お願いしてもいいですか。

【山本】
すいません、私も後ろのほうから見てますから。

【三宅】
僕、もうここで飲みながら見てます。小西さんのこれをね、ほんとに皆さん、ちょっと、1回聞いて欲しいんですよね。

【山本】
いや、本当にすばらしい。そして、面白い。これはもう、 安倍政権を倒す為には、絶対に必要なツールだと、皆さんも確信されることと思います。このお話、 昨日ご覧になったって方いらっしゃいますか? 中継で。

おっ、 少なくてよかった。ね、楽しみにしといてください。

【三宅】
そうですね。

【山本】
「47年見解」のお話ですよね。ぜひ。

【小西】
ぜひ、じゃあ三宅さんと山本さんにも突っ込みを入れて頂きながら、お時間を頂いてやらせて頂きたいと思うんですけれども。その前にですね、ちょっとひとつだけ。

【山本】
もちろんです。

【小西】
ちょっと、ぜひ。私、「日本国憲法」ぐらい素晴らしい憲法はないと思うんですね。で、この憲法の前文に、この平和主義の考えが書かれているんですけども。さっき申し上げた、「国家権力に戦争を許さない」っていうのは、これ平和主義なんです。で、実はですね、憲法前文が憲法9条のお母さんなんです。

これは小西説じゃなくて、最高裁の判決。憲法解釈を決めれる、最後決めるのは最高裁なんですけども。最高裁の「砂川判決」っていう判決。まぁ別の意味で有名ですけど、その判決にも書いてあるんです。「憲法前文の平和主義が具体化したもの、ダイヤモンドの様に結晶したものが9条だ」っていうことなんです。

で、 どういうことか? っていうと、憲法の9条には、『戦争を放棄する』としか書いていないんです。「なぜ、戦争を放棄しなければいけないのか?」つまり、「戦争の反対である、なぜ、平和でなければいけないのか? そして私たち日本国民はどういう平和を大切に思って、それを守るように誓って、それを世界の皆さんの為に届けようと思っているのか?」その平和についての考え方は、9条には書いてないんです。どこに書いてあるか? というと、憲法の前文に書いてあるんです。で、そのうちのひとつが、さっきの、「国家権力に戦争を許さない」平和主義。

で、もうひとつですね、3つあるんですけど、そのうちのひとつだけ。

前文
日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。
 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
 われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
 日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。(日本国憲法)

ご存知の方も多いと思うんですけど、私が一番好きなんです。

『われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有する事を確認する』って言う風に書いてあります。

で、『我ら』は、私たち日本国民のことです。「私たち日本国民は、全世界の国民の皆さんが、シリアの赤ちゃんであれ、北朝鮮のおじいちゃんやおばあちゃんであれ、中国人の人であれ、イラクの人であれ、 全世界の人が皆さん等しく、恐怖と欠乏から免れ」これ、 戦争による恐怖と欠乏です。一言で言うと、「戦争によって殺されない」そういう意味です。「私たち日本国民は、全世界の国民の皆さんが、誰ひとり欠けることなく、みんな全員、 戦争によって殺されることなく、平和のうちに生存する」「平和的生存権」っていいます。「戦争によって殺されることなく、平和のうちに生きていく、そういう権利を持っているんだ。そういうことを持っていることを確認する」って書いてありますね。

なんか素晴らしいこと書いてありますね。私たちの平和憲法は、「私たち日本国民だけじゃなくて、全世界の国民の皆さんが誰ひとり戦争によって殺されてはいかん」と。「殺されずに生きていく権利を持っているんだ」と書いてある、世界で唯一の憲法なんです。だから世界に冠 (かん) たる平和憲法なんです。

でも、この平和主義、これだけで安保の法律って憲法違反ってわかりますよね? 安倍総理が言ってた集団的自衛権のホルムズ海峡。アメリカとイランが戦争していて、イランは日本を恨んでもないんです。ところが、アメリカとイランが戦争していて、タンカーが通らなくなって石油が足りなくなったら困るので、自衛隊がアメリカを助けるためにイランに襲いかかる。これが集団的自衛権。で、これが安倍総理は、「合憲だ」と言って、それができる法律を、強行採決したんです。

でも、石油目的の為に、イランの人たちもみんな持ってる「平和的生存権」、自衛隊がイランに攻撃仕掛けたら、イランの人たち死んじゃいますよね? 「石油目的でイランの人たちの平和的生存権を奪っていい、殺していい」って、どう考えたって矛盾しますよね? 小学生が考えたってわかる憲法違反なんです。

ところが、安倍総理は2年前の解釈変更の時に、こういう平和主義について、全く検討していないんです。全く検討してない。なので、 実は安保の法律っていうのは、私たちがいつの間にか気づかない間に、知らない間に、全く別の国民に変えられてしまうのが、安保の法律なんです。

ひとつは、政治家が勝手に戦争始めて、殺されてしまうんです。で、もうひとつは、私たち、今、ここにいらっしゃる皆さん多分、「いや、石油の為に人殺していい」って思う方、多分いらっしゃらないと思うんですけど、その人間が変えられてしまうんです。「石油の為に人を殺してもいい」っていう、そういう人間に国民に、私たちが知らない間に気づかない間に、勝手に変えられてる。これが安倍総理の安保の法律なんです。言葉悪いですけど、人がやることじゃないですよね? なので、なにがなんでも安倍総理をやっつけましょう。

ということで、すいません、時間頂いてしまいましたけども。これちょっと私、実は一番、皆さんにお伝えしたい、「私たちの憲法は、こんなに素晴らしい憲法なんだ」ということをですね。

で、「この憲法を安倍総理がどんなインチキで壊しているのか?」ということをですね、皆さんにご説明をしてですね、皆さんと一緒に安倍総理をやっつける。安倍総理にもう総理大臣を辞めてもらう。ちょっとそうしたお話をさせて頂きたいと思います。

今からご説明するお話は、「安倍総理の、安保の法律が、なぜ憲法に違反するのか?」その核心のお話です。

実は大事なお話は今申し上げた平和主義に、憲法前文の平和主義に違反するので、憲法違反であることは明らかなんですけれども。もっと徹底的に安倍総理をやっつけることが、実はできるんです。

というのは安倍総理は、実はご説明するとご理解頂けるんですけど、中学生や高校生の人でも簡単にわかるようなインチキで、戦争をできる国にしていたんですね。「憲法9条を安倍総理がどのようなインチキで壊したか?」っていう話です。

で、実は、さっきから申し上げている「集団的自衛権」集団的自衛権っていうのは、日本を守る戦争ではなくて、アメリカを守る、同盟国を守る為の戦争なんですね。この集団的自衛権は、「憲法9条の条文を変えない限り絶対にできない」これが、70年間以上続いていた、政府の憲法解釈なんです。 安倍総理以外のすべての総理大臣は国会で、「憲法9条の条文を変えない限り、集団的自衛権はできない」っていう風に言ってたんですね。

ところが安倍総理は2年前、憲法の条文を変えずに、解釈の変更だけで、集団的自衛権を可能にしたんです。

60年間以上、70年間以上、すべての総理大臣がみんなが、「できない」って言ったことを突然できるようにするって、なんかインチキ臭いですよね? すんごいインチキがあったんです。その話です。

で、安倍総理の、その合憲の主張。安倍総理以外のすべての総理大臣が、「違憲だ」って言ったことを、安倍総理は、「合憲だ」って言ってるんですけど、安倍総理なりの合憲の主張があるんです。

で、その主張は実はとっても簡単なんです。今から言うような言い方を安倍総理はしているんですね。

「私たち安倍内閣は」2年前の解釈変更ですね、7月1日の解釈変更。「2年前の解釈変更の時に、初めて憲法9条から集団的自衛権を可能にしたんではありません」と。「もともと憲法9条で、集団的自衛権が合憲だった」っていう風に言ってるんです。7月1日の閣議決定の文書に、ほんとにそう書いてあるんです。「初めて9条から集団的自衛権を可能にしたんじゃなくて、もともと誰も気づいてなかったんだけれども、もともと合憲だったことを、安倍内閣は発見したんだ」って言うんです。

「えっ、どうやって発見したんですか?」って聞くと、今、皆さんの目の前のこのスライドですね。
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今から44年前に作られた、今から44年前って1972年。昭和47年なんですけども。今から44年前に作られた、昭和47年の政府見解。

政府の見解っていうのは、「政府の憲法解釈」って意味です。私の手元にあるこれは、実物です。政府の倉庫から私が引っ張り出した、実物のコピーです。「この中に、集団的自衛権が合憲と書いてあることを発見した」って言ってるんです。

作られて40年以上、誰も気づいてなかったんだけども、安倍内閣がもう1度これを丁寧に読み返してみたら、なんとこの中に、「あっ! 合憲と書いてあるじゃん。発見した! もともと合憲だったんだ!」っていう風に言ってるんですね。

で、この文書なんですけど、これハンコついた人たちがいますね。当時の内閣法制局の。一番上のハンコは吉國さんっていう方なんですけども、吉國さんって当時の内閣法制局の長官なんですけど、吉國長官。

内閣法制局の人たちが作って、 国会に提出した、政府の憲法解釈の文書なんです。「この中に、合憲っていう風に書いてある」っていう風に言ってるんですね。じゃあちょっと次を見てみましょう。
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ちょっと文字だらけなんですけど、これすぐ終わりますから、ちょっと辛抱してください。これが1枚目の7月1日の閣議決定です。で、この中にですね、この1番上の段落の青い所に、「基本的な論理」っていう風に書いてありますね。上からちょっと読みましょうか。『政府の憲法解釈には論理的整合性と法的安定性が求められる。したがって、従来の政府見解における憲法9条の解釈の基本的な論理の枠内で、論理的な帰結を導く必要がある』っていう風に書いてあるんですね。で、ここで言っていることは、実は正しいんです。

どういうことか? っていってると、「これから、解釈を変更するぞ」っていっているんですね。ただ、解釈を変更するにあたっても、論理的整合性。「70年間続いていた解釈と、いきなり違う論理を言い始めることは許されませんよ」で、「そんなことをしたら、法的な安定性が壊れますよ」なので従来の政府見解、70年間、歴代政府が言っていた憲法9条の解釈の考え方、その考え方の肝、それを「基本的な論理」といっているんです。「9条の解釈の考え方の肝、その枠内で基本的な論理の枠内でやらなきゃいけない」っていってるですよ。で、これは正しいんです。で、次の文字の塊なんですけど、後でご説明します。これが基本的な論理なんです。

で、最後、下だけ確認して頂きたいんですが、「これが基本的な論理である」と。「基本的論理であって、それが昭和47年10月14日うんぬん」って書いてますけれども、「この資料に明確に示されている」と。憲法9条の解釈の基本的な論理、その考え方の肝が、昭和47年ってありますね? この文章の中に、赤文字ですけど、「明確に示されている」って書いてますね。

だから安倍内閣は7月1日の閣議決定の中で、憲法9条の基本的な論理、さっき言った、「集団的自衛権が合憲だ」という論理が、「この中に明確に示されてる、書かれてる」っていう風に言ってるんですね。

で、そのことを具体的にじゃあ証拠で取りました。次のスライドを見て頂けますか?
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これは去年の6月ですね、安保国会の最中ですけど、私が政府で取った国会答弁です。上が小西洋之、私ですね。「47年見解、これを作ったときに、限定的な集団的自衛権の行使を容認する法理」っていうのは、「集団的自衛権が合憲だという論理、理屈が含まれていたんですね? この中に作った時に含まれていたんですね?」って聞いたら、橫畠法制局長官って今の安倍内閣法制局長官。安倍総理の顧問弁護士といわれている方ですけども。この方が、「法理、論理としてはまさに当時から含まれてる」と。「作った時から集団的自衛権がこの中に合憲だと書かれて、含まれてるんだ」という風に言っていますね。

じゃあ、次のページ。これをさらにですね、わかりやすく言うとですね、ちょっと文字が多いですけど、言ってることは簡単です。
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また私の質問。8月3日、私の質問ですね、小西洋之君。「7月1日の閣議決定の基本的な論理」さっき申し上げた、安倍総理が、「9条の解釈の肝」って言ってるやつですけども。「について、この4人の頭の中」4人っていうのは、さっきハンコついていた人いましたね?「このハンコをついていた人たちの頭の中に、集団的自衛権を合憲だとする論理が頭の中にあって、それを作る時に書いたんですね?」と。「そうじゃなかったら含まれるわけないですから」っていう風に聞いたら、橫畠長官は、「そういう考え方を当時の担当者は皆、持っていた。このハンコをついて47年見解を作った吉國長官たちは、集団的自衛権が合憲だという論理を、みんな頭の中に持って作った」という風に言っているんですね。

もうここから、おかしいですよね? だって、70年間ずっとすべての内閣、法制局長官が、「憲法違反だ」って言っていたのに、「突然変異があった」っていうんですね。「この吉國長官たちこの人たちだけは、ある日突然「合憲」という頭を持って、この文章を作った」っていう風に言ってることになりますね。

じゃあこの中に、「どうやって集団的自衛権が合憲っていう風に書いてある」って安倍政権が言っているか? というと、次なんですけれども。
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この文書ですね。今から44年前ですから、まだワープロもパソコンもない時代ですね。実はこれ、手書きなんです。で、この手書きの文字の中のひとつですね。
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この真ん中の大きな枠を見て頂けますか? この言葉が、この中に書いてあるんですね。『外国の武力攻撃によって国民の生命など生命自由および幸福追求の権利』って書いてあるんですけど、さっきの憲法13条の言葉なんですけどね。『外国の武力攻撃によって国民の生命などが根底から覆される』っていう風に書いてある。「この言葉に、集団的自衛権が合憲、集団的自衛権がOKという風に読める」っていう風に安倍内閣、言っているんです。

なぜ読めるかわかる人いますか? この文書なんですけども、『外国の武力攻撃によって、国民の生命等が根底から覆される』「この文書に集団的自衛権が合憲だって書いてある」って言っているんですけど、わかる方いらっしゃいますか?

1番先頭の、『外国の武力攻撃』赤い文字ですね。これ、じっと睨んで頂けますか? 誰に対する、って書いてないんですよ。外国の武力攻撃。誰に対するって書いてないんだけれども、この文書は、「集団的自衛権は憲法違反」という考えの下に作られた文書ですから、当然意味は、「日本国、我が国に対する外国の武力攻撃によって、国民の生命等が根底から覆される」これはどういうことか? というと、憲法9条の下で自衛隊が戦うことを許されるのは、たったひとつの場合しかないんです。それは、日本国民の皆さん何にも悪いことしてないんだけども、日本に攻めてくる外国の軍隊が現れた時に、それを正当防衛で、はね返す。

皆さんが道を歩いていて、いきなり暴漢に襲われた時に、それを手で払いのけることがありますよね? で、普通、手で人を払いのけて、ぶん殴ったら、これ「暴行罪」とかになるんですけども、ただ、襲われた時にそれをはね返す、追い払う、これは犯罪にはならないんです。正当防衛でOKなんです。自衛隊ができること、憲法9条の下で70年間、自衛隊が許されていたことは、それと全く同じだと考えて頂いてOKです。

自衛隊がなぜ自衛隊なのか? それは、自分からは攻めていけない。他を守る他衛隊、アメリカを守る他衛隊じゃないんですね。日本の国民の皆さんだけを守る。で、守るっていうのは、日本に攻めてくる外国の軍隊が現れた時に、それを跳ね返す。正当防衛ではね返す。それだけが許される、っていう解釈で70年間、来たんですね。

なので、当然、この、『外国の武力攻撃』は、「我が国に対する外国の武力攻撃によって、国民の皆さんの生命等が根底から覆される」生命が覆るっていうのは、死ぬっていうことです。外国の軍隊に攻められたら死ぬのわかりきってますよね? だから自衛隊が追い払う。これだけはOK。

ところがですね、安倍総理は、「違う」って言い始めたんです。この、『外国の武力攻撃』っていう言葉、誰に対するって書いてないですね、この中に。手書きなんです、確かに書いてないんです。「誰に対するって書いてないんだから、大事な人を忘れていませんか?」って言い始めたんですね。

「わが国に対するは当然、読めますよ」と。「もうひとり大事な人を忘れてませんか?」って言い始めたんですね。『同盟国に対する』「同盟国に対する外国の武力攻撃、この場面を忘れてませんか?」っていう風に言い始めたんですね。

すると、「同盟国に対する」が言葉だと、どういう日本語になるんでしょう? 「同盟国に対する外国の武力攻撃によって、国民の生命等が根底から覆される」具体的な国の名前を入れてみましょうか。同盟国、アメリカ。外国、イランにしますね。「同盟国アメリカに対する、外国イラン。アメリカに対するイランの武力攻撃によって、日本国民の皆さんの生命等が根底から覆される」これ、いったい何の話なんでしょう? わかる方いらっしゃいますか? 何の話でしょう? 「アメリカに対するイランの武力攻撃によって、国民の皆さんの生命等が根底から覆される」これ、どっかで聞いたことがある話なんですけど。

じゃあ、もうちょっとわかりやすく言いましょうか。「アメリカに対するイランの武力攻撃によって、タンカーが通りにくくなって、日本に石油が足りなくなって、日本国民の皆さんの生命等が根底から覆される」これ、なんの話でしょう? 安倍総理が言ってた。わかる?

【来場者】
ホルムズ海峡。

【小西】
はい、そうです。ホルムズ海峡ですね。「集団的自衛権」なんです。つまり、「個別的自衛権」っていうのは、2人称の世界なんです。日本に攻めてくる外国の軍隊を、正当防衛で追い払う。これが個別的自衛権。で、集団的自衛権は3人称なんです。日本は永久に攻められないんです。日本の大切な同盟国のアメリカの戦争なんです。アメリカとイランが戦争していて、そのおかげで日本に石油が足りなくなるんで、戦争を早く終わらせる為に、イランに攻撃を仕掛ける。それが集団的自衛権。その文章になってしまうんです。

たまたま、『外国の武力攻撃』という言葉に、誰に対してって書いていないので、「わが国に対する」としか読めないはずのものを、「同盟国に対する」と読み替えると、集団的自衛権の文章に、これがなってしまうんですね。

「えぇっ? そんなアホな読み替えって、許させるんですか?」というのを聞いたのが、次の質問なんですね。

で、実は、このたった一言の言葉の読み替えなんです。実はさっき言った、「私たちが私たちでなくなってしまっている。私たちの国が、私たちの国でなくなってしまっている」っていうのは、今、私が皆さんの手元に持っていますこの紙、この文書の中に、「集団的自衛権が合憲」と書いてあるかどうか? もうその1点に集約するんです。

この紙を、安倍政権がインチキで読み替えてる。ただそれだけのことによって、自衛隊の皆さんが海外派兵をする。そして、私たち国民が政治家が決めた戦争で殺されることになってしまう。そんなことが起きてるんです。もう、この1点だけに集約するんです。

で、その肝ですけども。去年の3月ですね、実は去年の3月まで、私もこのインチキ知りませんでした。それを去年の3月23日に知って、翌日の24日に質問なんですけど。
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「小西洋之」私ですね。「同盟国に対する外国の武力攻撃ということも、ここに概念的に含まれる、そういう風に考えだした、そんなアホなことを考え始めたのは、橫畠長官、あなたが初めての法制局長官ということでよろしいですね?」という風に聞いたらですね、橫畠長官なんですけども、「同様に考えていた人がいたかどうかは知りませんけれども、この昭和47年の政府見解、その組み立てから、そのような解釈、理解ができる」っていう風に言ってるんですね。つまり、「同盟国に対すると読んで良い」っていう風に言っているんです。

「えぇっ!? ほんまかいな?」ということなんですね。つまり、こういう読み替えのインチキを安倍内閣は勝手にやって、たったこのひとつの紙、これだけを根拠に、戦争ができる国にしてるんです。

で、さらに私、聞いてます。「これ以外に、「集団的自衛権が合憲」と書いてある、そういう文章ってあるんですか? あるいは、そういう国会答弁で70年間の間にあるんですか?」って聞くと、安倍内閣は当然、「ありません」って言うんです。だって当たり前ですよね? 憲法できて以来、「集団的自衛権はずっと違憲だ」って言い続けていたわけですから。この前後は無いんです。

「ただ、これだけには、「集団的自衛権が合憲」と書いてある、読み取れる。で、その理由は、同盟国に対するという言葉を、言いがかりで付け加えることができる」っていうことを言ってるんですね。

さあ、とんでもないことになりましたね。私たちの国が、この紙の中の、「同盟国に対する」という読み替えだけで、戦争ができることになってしまっているんですね。これを、倒さないといけないですね。どうやってこのインチキを暴いて証明して、倒すことができるんでしょう? 誰に聞けばいいんでしょう? 「このインチキ、これはインチキだろう?」って、だれに聞けばいいんでしょう? 誰に聞けばいいか? というと、さっきの1ページ目ですね。
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これ、作った人たちがいるんですね。ハンコをついていた人たち。一番始めのスライドですね。この表紙。はい。作った人たち。一番上のハンコは、当時の法制局長官の吉國長官。プロ野球好きの方がいらっしゃったら、プロ野球のコミッショナーやられた、吉國コミッショナーです。実は官僚中の官僚だったんですね。法制局の長官だったんです。

で、左下が難しい漢字ですけども、左下が真田さんと言います。次長の真田さん、ナンバー2。

右下がナンバー3の角田さん。で、真田さんと角田さんは、それぞれ後にめでたく法制局長官になって、角田さんは最高裁の裁判官にまでなってます。

この3人の人たちが、「集団的自衛権が合憲だ」という頭を、ほんとに突然変異でもって、これを作ったのかどうか? 「同盟国に対する」っていう意味を、これに込めて作ったのかどうか? それをこの人たちに聞けばいいですね。

どうやって聞けばいいか? というと、実はこれ、作るきっかけになった国会答弁があるんです。作られたのは、こちらに日付が書いてあるんですけども、昭和47年の10月7日に、この吉國長官が最後にハンコをついて、作ってるんですね。

嫌いにならないで頂きたいんですが、私、元官僚なんです。で、私も官僚時代に、こういう文書いっぱい作ったんです。法律の解釈文書とかを作ってですね。

で、一番下の、この早坂さんっていう、一番下のハンコの人。この人が文章を鉛筆で書いて、それを上司の人たちに、「これで良いですか?」ってハンコを貰いに行くんです。

で、最後吉國さんが、責任者のハンコをついたのが、10月7日。その10月7日の、わずか3週間前に、これを作るきっかけになった国会答弁があるんです。その国会答弁を見てみましょう。
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じゃあ、見て頂きますと、1番上の日付ですね、昭和47年9月14日、吉國長官。作った人ですよ。で、しかも作るきっかけになった国会答弁なんです。

どういう国会答弁、質問だったか? というと、当時の「社会党」という政党の水口さんという国会議員が、野党議員ですね。この吉國長官に対して、「憲法9条で集団的自衛権って可能なんですか? 合憲なんですか? 違憲なんですか?」って、1時間に渡って一生懸命、質問したんですね。まぁわかりきった質問なんですけども。

で、吉國長官は、「もうそんなことわかりきってるじゃないですか、もう憲法9条では集団的自衛権は違憲です。集団的自衛権は9条の条文を変えない限りできません」って1時間の間で一生懸命言ったんですけども、水口さんが、「吉國さんが言ってくれたこと、よくわかんなかったから、文書でまとめて出してください」って国会で頼んだもんですから、当時の吉國長官たちが作って、国会に出した文書が、これなんです。

その、作るきっかけになった国会答弁で、作った人ですよ、吉國さん、こういう風に言ってるんですね。『憲法9条の戦争放棄の規定によって、他国の防衛』集団的自衛権ですね、3人称の世界。『集団的自衛権までをやるということは、どうしても憲法9条をいかに読んでも読みきれない』って書いてますね。

目の錯覚じゃないですよ。これ、国会の議事録って「国会図書館」っていうとこの、ホームページで、皆さんが簡単に検索できます。もうあっという間に、ものすごいサーチエンジンで、もう一瞬で出てきます。「いかに読んでも読みきれない」って言葉入れると、一発でこれが出てきます。一発で出てきます。70年間の一発で出てきます。

作った人ですよ。作った吉國さんが、『集団的自衛権は、9条をいかに読んでも読み切れない』いかに読んでも読み切れないっていうことは、「9条の条文を変えない限りできない」っていうことですよね。作った人がそう言ってるわけです。

で、さらにその下。ちょっと長いですけど、これがですね、安倍政権を一撃で倒す、国民の皆さんの私たちの憲法を取り戻す、奇跡のような国会答弁です。皆さんで確認しましょう。

『我が国が侵略をされて、わが国民の生命、自由及び幸福追求の権利が侵される』さっきの言葉が出てきましたね。生命等が根底から覆されると、その時のことを、これ憲法13条の言葉なんですけども、「我が国が侵略をされて、同盟国のアメリカではなくて日本が攻撃を受けて、その時に日本国民の生命、自由及び幸福追求の権利が侵される」侵されるっていうのは、覆されるってことです。侵される、死んでしまう時に、『この自国を防衛するため、日本を守るために必要な措置を取るというのは』必要な措置というのは、個別的自衛権ですね。専守防衛の個別的自衛権。『を取るというのは、憲法9条でかろうじて認められる自衛のための行動』って書いてますね。

さっき私が申し上げた通りですね、「9条で唯一認められる」って今まで言われていたのは、「日本に攻めてくる軍隊が現れた時に、それを正当防衛ではね返す。その正当防衛だけは認められるんだ」って言ってましたよね。それと同じことを言ってるんです。

わが国が侵略をされて、日本国民の皆さんの生命が犯される、国民の皆さんが死んでしまうという時に、その日本という国を守る為に必要な措置、専守防衛ではね返すということが、憲法でかろうじて認められている自衛の為の行動。かろうじて認められているのは、専守防衛。はね返すだけですから、集団的自衛権他の戦いは、認められないんですよね。認められない。

で、しかも、この吉國さんの答弁は、さっきの、『外国の武力攻撃』っていう言葉の前に、「わが国に対するだけではなくて、「同盟国に対する」も読めるんだ。同盟国に対してって言葉も読めるんじゃないか」って安倍政権の主張でしたね。それを木っ端みじんに打ち砕いてるんです。なぜか? というと、わが国が侵略をされたんですね、同盟国じゃないですね? 「わが国が侵略をされた時には、国民の皆さんの生命等が犯される、生命などが覆されますよ。だからそれを守るために個別的自衛権だけ、先取防衛だけは、正当防衛だけはかろうじて認められる」っていう風に言っているんですね。

ところが、安倍政権は、「いや、そうじゃない。同盟国に対し、って言葉が入れられるじゃないか」って。「同盟国に対する外国の武力攻撃で、国民の皆さんの生命が犯される、生命が覆されるので、集団的自衛権他の戦いができるじゃないか」って言っているんですけども、それをもう根本から否定しているんです。

ちょっとその前の、読み替えの図を出してもらってもいいですか。
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これですね。安倍政権の主張はこの、『外国の武力攻撃』という言葉が裸で、誰に対するってたまたま書いてないので、わが国に対するとしか読めないものを、「同盟国に対するも付け加えられるだろう」って言っているんです。で、「同盟国に対するって入れたら、同盟国アメリカに対するイランの武力攻撃で国民の皆さんの生命が覆される、国民の皆さんが死んでしまう、っていう文書が成立する」って言ってるんですけれども、さっきの、この、生みの親ですよ。この文書を作ったこの吉國長官は、作るきっかけになった国会答弁で、さっきの言葉ですけれども、さっきの答弁を出してもらっても。
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この、「わが国が侵略をされた時には、国民の皆さんの生命等が覆されるから、その国民の皆さん、日本国を守るために必要な措置を取るということだけは、かろうじて認められている」って言ってるんですね。言ってる。「同盟国に対する場合では覆されず、かつ何もできない」っていうことを、吉國さんは明確に言ってるんですね。

なので、実は安倍政権の解釈改憲って、もうこれだけの問題なんです。これだけの問題。作った本人が全否定してることを、もう吉國さんは亡くなってるんですけども、ご本人が亡くなってることをいいことに、44年後に自分たちの都合のいいように読み替えて、集団的自衛権の論理をねつ造して、戦争できる国にしてる。これだけの話なんです。もう、これで実は安倍政権の解釈改憲、安保の法律は終わりなんです。

このことを大手の新聞社がみんなが書いてくれて、テレビで報道してくれて、国民の皆さんが怒りの声を上げれば、安倍政権は3週間もあったら、実は倒れるんです。なんだけど、まだそれが実はできていないんですね。なので、皆さんとぜひ、その闘いをしたいと思います。

じゃあ最後ですね、もうまとめ。長い時間頂きましたので、後、ダメ押しだけさせて頂きます。

3人、ハンコついていましたね? 残りの2人、確認してみましょう。じゃあ下の、真田さん出して頂けますか。
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真田さん。昭和47年5月12日、これ作られたのは47年の10月ですから、作られる5ヶ月前の真田さんの国会答弁です。

ところがこの質問者はですね、さっき言った、社会党の水口さん。これを作るきっかけになった吉國さんに質問した人なんです。同じ人が5ヶ月前に、真田さんに質問してるんですね。

真田さん、こういう風に答弁してるんですよ。『連帯的関係にあったからといって』「連帯的関係」っていうのは、同盟関係ということです。『同盟関係にあったからといって、わが国自身、日本自身が侵害を受けたのではないにもかかわらず』日本自身が外国の武力攻撃を受けたのでないにかかわらず、『わが国が日本が武力をもってこれに参加するということは、これはよもや憲法9条が許しているとは思えない』

すごいこと言ってますね? これ目の錯覚じゃないですよ。この通り、よもや憲法9条が許していると、「よもや思えない」って検索入れてください、国会図書館で。0コンマ000秒で、これが出てきますから。ものすごい優れた検索エンジンなんですけども。

真田さんは、もう真っ正面から、やっぱり否定していますよね。「同盟関係にあったからといって、日本が武力攻撃を受けてない、同盟国に対する外国の武力攻撃の段階では、日本は武力をもってこれに参加する」これ集団的自衛権です。「集団的自衛権はできませんよ」と。「集団的自衛権はできませんよ。できるんなんてことは、よもや9条が許しているとは思えない」っていう風に言ってますね。

はい。じゃあ、次。もうひとり、いましたね。誰でしたっけ? 角田さんですね。角田さんはですね、とってもわかりやすいんです。角田さんはですね、当時は部長さん、ナンバー3だったので、この47年の時は国会答弁していないんですけど、後に法制局長官になられて立派な答弁を残している、素晴らしい長官だった。皆さん素晴らしいんですけども。角田さん、こういう風に言っているんですね。
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56年ですね。『集団的自衛権につきましては、全然行使できない。集団的自衛権につきましては、全然行使できないわけでございますから』なんて書いてます? これ。『ゼロでございます』って言ってますね。

次、『集団的自衛権は一切行使できない』っていう風に言っているんですね。さらに、『日本の集団的自衛権の行使は絶対できない』はい、日本は集団的自衛権の行使は絶対できないんですね。

作った本人ですよ? 作った本人。「集団的自衛権がゼロ、絶対できない」って言って、ハンコについてる人がですね、これ47年ですから少し前、9年ぐらい前なんですけど、10年ぐらい前なんですけれども、「集団的自衛権はゼロ」っていうのは、絶対できないのは変わらない解釈ですよ、70年間、変わらない解釈。っていう風に、後に長官で答弁する人が、その9年前ですか、昭和47年ですから、「集団的自衛権ができる」って文書作って、ハンコつくわけないですよね? 日本語が日本語である限り、この世に理屈や論理がある限り、安倍政権の合憲の主張っていうのは、絶対許されないんです。じゃあ最後に、もう呆れるような目から鱗のことを。
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角田さんですね、実はこのお3人のうちの、吉國さんと真田さんはもうお亡くなりになっているんです。ところが角田さんは、まだご健在なんです。去年94歳、今年95歳です。

で、去年94歳の時に、「週刊朝日」なんですけども去年の8月28日、週刊朝日の記者が書いた記事なんですね。実は週刊朝日の記者さんが、私のとこに取材に来てくださったんです。で、私、その記者さんにこれを渡して、「角田さんまだご健在なので取材に行ったら」と、これもって。「ここに角田ってハンコついてますけど、ほんとに集団的自衛権合憲って考えて、頭の中にあったんですか? 突然変異してたんですか? っていうことを聞いたら良いですよ」って。で、「外国の武力攻撃って言葉に、同盟国に対するって読めるって考えて作った文書なんですか? って聞いてみたら良いですよ」って言ったらですね、立派な記者さんで、突撃取材して、角田さんに聞いたんですね。そのインタビューが記事なんです。

『横畠君』さっきの法制局長官ですね。今の安倍政権の法制局長官。「安倍総理の顧問弁護士」と言われてる方。『横畠君がそう言っているの? そういう分析をした記憶はない』つまり、「集団的自衛権ができるなんて分析をした記憶はない」って言ってるんですね。『そういう理解はなかったと思います。ここに書かれている、外国の武力攻撃』さっきの言葉ですね。『ここに書かれている外国の武力攻撃は、日本そのものへの攻撃のことです。日本が侵略されていないときにどうなるなんて議論はなかった』日本ではなくて、同盟国に対する外国の武力攻撃のことなんて、議論はなかった。『これを根拠に解釈改憲なんて夢にも思っていなかった。いやぁ、よく掘り出したものだね』っていう風に言ってるんですね。作った本人ですよ。

つまり、この作ったご本人たちの国会答弁からも全否定されてるし、生き証人の方の証言からも全否定されてるんです。これでもこの文書に、「集団的自衛権が合憲って書いてある」って言うのは、法治国家じゃないですよね? 法治国家じゃなくなってるんです。

じゃあ最後の、本当の終わりです。今、ご説明したお話なんですけども、小西説ではないんですね。小西説ではない。私なんかどうでも良いんですけども。実は去年の安保国会で、元法制局長官、そして元最高裁の裁判官、で、あと伊藤真さんっていうカッコイイ弁護士、ご存知の方いらっしゃいますか? 伊藤真さん。伊藤真さんに国会にお越し頂いて、このインチキについて答弁して頂いてるんです。
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一番上の答弁の方は、濱田邦夫元最高裁判事です。最高裁の裁判官の方に国会にお越し頂いて、このインチキについて証言を頂きました。こういう風に言ってるんですね、『四十七年の政府見解の作成経過及び、その当時の国会での答弁等を考えますと』吉國長官たちの国会答弁などを考えると、『政府としては、明らかに外国による武力攻撃というものの対象は我が国であると』同盟国に対するなんて、誰も考えてないと。『これは日本語の読み方として普通の知的レベルの人ならば問題なく』「日本語の読み方として普通の知的レベルの人ならば、同盟国に対する外国の武力攻撃なんて読み替えられる訳がない」っていう風に言ってるんですね。で、「それを強引に、外国の武力攻撃というのが日本に対するものに限られないんだ、同盟国に対するアメリカというのも読めるんだ」という風に読み替えをするというのは、『法匪 (ほうひ) 』法の匪賊。「法の匪賊」というのは、法の山賊とか海賊って意味です。国民の皆さまのその法律や憲法を奪い取ってしまう、そういうもう、法の匪賊の悪しき例であると。これはとても法律の専門家の検証には堪えられませんよと。

で、その下の括弧は素晴らしいことを言ってくださってるんですね。これ当時、今、話題の蓮舫さんが質問してくださってるんですが、「外国の武力攻撃って読み替えできるんですか?」って聞いてるんですね。『それは、そう読みたい人がそう読んでいるというだけの話しで、裁判所に行って通るかというと、それは通らない』って言ってますね。元最高裁の裁判官が、「そんな読み替えのインチキ、最高裁で通用する訳ないだろう。違憲判決が出る」って言ってるんです。

これ9月15日、私がぶん殴られる2日前。山本太郎さんがひとり牛歩で闘ってくださる、参議院の強行採決、本会議の4日前ですね。の答弁なんです。ところが、これ参議院の中央公聴会なんです。この後1回も国会を開かずに、強行採決やったんです。だからそれを止める為にですね、私、ちょっと頑張らさせて頂いたんですけれども。

で、その下ですね。これ宮崎さんという元法制局長官です。さっきの横畠、今の法制局長官の上司です。宮崎さんですね、『外国の武力攻撃とある表現には』これ文字の塊、同盟国って意味です。「外国の武力攻撃とある表現には、同盟国に対する武力攻撃も含むと読めると強弁する。これは、いわば黒を白と言いくるめる類いと言うしかありません」って言ってますね。これに、「集団的自衛権がある。同盟国に対する外国の武力攻撃と読み替えは、真っ黒のものを白と言ってるのと同じ事だ」という風に、元法制局長官、本物の法制局長官が言ってるわけです。

で、最後、我らが伊藤真さんなんですけども、もう簡単に、『吉國長官の答弁などによって完全に否定されてる』って風に言ってますね。

つまり、実はもう安保国会の中で、安倍内閣は完全にノックアウトしてるんです。ところがこの、私たちが戦争の出来る国にしたこの唯一の手口、インチキ。これ、皆さん初めて知った方? 皆さんご存知なかったですよね? なぜ、皆さん知らされてないんでしょう? 安保国会で、これだけの元最高裁の裁判官と法制局長官たちが答弁してくれて、なぜ、皆さん知らないんでしょう? 新聞が書いてないからなんです。テレビが報道していないからなんです。あと、人のせいばっかりにはできません、我々野党がもっとこれを国会で重ねて、追及しなきゃいけない。

去年の安保国会9月19日、強行採決された後に、臨時国会、秋に国会があるんですけど、毎年。それ憲法違反で安倍総理、開かなかったんです。これ追及されるのが嫌だったから。「敵わん」と思って。ところが、1月から6月まで国会があったんですね。そこの国会の時に、もっと野党議員が頑張って質問していなきゃいけなかったんですけども、ちょっとそこはちょっと十分できてなかった。

なので、ちょっとその反省の思いを胸に、国民の皆さんと一緒に、これからぜひ闘わして頂きたい。絶対、勝てる闘いなんです。安倍政権は未来永劫を、絶対言い逃れのできないインチキやってるんです。今日のこのインチキ、わかった方?

ありがとうございます。皆さん手を挙げて、ありがとうございました。小さな今お子さん、眠られてらっしゃいますけど、多分起きてらしたらお子さんでもわかると思うんですけども。ありがとうございます。

なのでこのインチキを、市民の皆さんもどんどん発信頂いて、安倍政権包囲網を作って、臨時国会で安倍政権を倒す。で、未来永劫不滅の変わらないインチキですから、臨時国会で討ち漏らしても通常国会で倒すということを、ぜひ、頑張っていきましょう。どうもありがとうございました。

Photo By 伊藤愛輔

Photo By 伊藤愛輔

【三宅】
ありがとうございます。これはこういうテクニカルな部分での、その、「ただ政権を倒す」とか、「許せない」とかから1歩先へ行って、「どういう風に追及していったら良いか?」っていうテクニカルな部分をですね、今日ここで、まさにこのVioで共有できてることが、すごく日本の政治の歴史にとっても、大きな前進だと思ってます! ありがとうございました。

【小西】
ありがとうございます。

【山本】
今日もわかりやすかった。今日は、よりわかりやすかったです。やっぱり時間に余裕があると、やっぱりちゃんと教えてもらえるんで。

【小西】
長い時間、ありがとうございました。

【山本】
いやいやいや。これでもすごいですね、このインチキっぷり。なんかレベルがもう小学校1年生、2年生ぐらいのレベル。「パーン、カキーン」みたいな話あるじゃないですか? なんかね。男の子同士で戦いの遊びしてても。

【三宅】
「ぐわぁ、バキ・ドン・バーン」みたいなね。

【山本】
「復活!」みたいな。もう、そういう話やなと思って。

【小西】
このインチキ話ですね、私のホームページで動画で解説させて頂いているのと、今、皆さんにお見せしたフリップは、今年の3月に私が、安倍総理に (対して) テレビのNHKの予算委員会、NHKのテレビ中継の中で使った本物なんです。同じもの。で、これも全部、私のホームページに。で、その時の動画のありますので、ぜひご覧頂ければ。

あと、いろんな志のある週刊誌などがですね、これ記事にしてくれてるんです。そういう記事も、私のホームページに全部載っけていますので、ぜひご覧頂ければと思います。

【山本】
あと、小西先生、本を出されていて、という話もありません? この47年見解のことを中心に書かれた。

【小西】
このインチキをですね、ご説明した本を、実は去年の4月に出版してるんです。で、出版社の了解の下、この本を全ページ、私のホームページで無料で公開してます。

【三宅】
なんでも無料で公開しちゃうんですよ。

【山本】
むちゃくちゃです。

【小西】
今ですね、書店とかアマゾンで売ってる本なんですけど、皆さん買わずに読めますので。

【三宅】
宣伝になってないじゃないですか。

【小西】
で、今の内容がそのまま、よりわかりやすく丁寧に書いてありますので、ぜひ皆さん。

【三宅】
「小西ひろゆき」で検索してください。

【小西】
ホームページで実際、これ出してますので。

【山本】
だから、ちょっとでも印税を欲しい所ですけれども、これ無料で開放しちゃってる、ってことですから。

【小西】
もう無料で。みんなで安倍政権、倒しましょう。

【三宅】
出版社と小西さん大きな拍手を。

まぁなんせ、今日、1回聞いただけでは、自分は理解できても、人にどう説明していいか、よくわからない可能性もあるので、もう1回、小西さんのホームページを開いてですね、「47年政府見解っていうやつの話をしてたなぁ」と。

で、多分、今日、僕を含めそうなんですけど、「あっ、こういうレベルで政治とか法律って動いちゃってるんだな」っていうのが、よくわかりますよね? だから昼の街宣でも、今日も僕が言ってたのは、「この憲法の話って、やっぱり言葉のゲームなんだ」って。もう言葉の、ある意味戦争なんですよね。だから、「てにをは」あるいは、「妨げられない」が、「保証する」に変わってるとかっていう、こういう1個1個に、僕らがしっかりと反応をしていかなきゃいけないし。

小西さんの話を昨日聞いて、つくづく思ったのは、「論理的には突破してるのに、何で突破できなかったか?」っていうと、「国会議員が国会で追及したことに、国民が着いて行ってなかった」ってことですよね? これを僕らがもっとキャッチできて、世論として、47年政府見解について安倍政権を、「オイ!」って、もっとなってれば。しかも国会の会期中にもっとなってれば、もっとプッシュできたんですよね、この議員たちの頑張りを。だからやっぱりつくづく思うのは、世論が動かないと変わらないし、世論が動けば変わるんじゃないかと。という所なんですよ。

【山本】
で、今ちょっと、ホームページが出てますけども、まずトップページを開いたらその左側に、今お話し頂いた。

【小西】
これを、第一章をクリックして。

【山本】
映像を観られるのはこれですよね。トップページの左側に?


【小西】
これは「IWJ」というインターネット・メディアで1回、去年やらせて頂いたのはそのまま許可を得て、転載させて頂いているんですが。これで今のやつ、同じもの持っていますよね、ご説明していますので、ぜひまたご覧頂くのと、あと、拡散してください。もう、大拡散してください。

で、ちょっとなんかヤクザみたいなこと、ヤクザというか、申し上げますけど、勇ましいこと言いますけど、新聞が書けば勝ちなんですよ。だから新聞社のですね、なんかSNSありますよね? ああいう所にボンボン入れたら良いと思うんですけど。

【山本】
「こういうことを記事にしてほしい。知りたいんだ」っていうことを、リクエストする権利、皆さんにありますから。自分の取ってる新聞。で、「これから取ってみよっかな」って検討してる新聞社に対してもですね、Twitterとかわかんないですけど、そういうリクエストを出すっていうことは重要なのかなと。「47年政府見解について、記事にしてくれ」と。

【小西】
そうですね。

【山本】
「詳しく取材して、それを読みたい」っていうことを伝える、っていうことは重要だというお話しですよね。

【小西】
新聞社にですね、新聞の人たちも、書きたい人はいるんですけど、なんか社内で色々あるみたいなんですね。なので、「国民の皆さんの為に、戦前みたいな新聞社じゃだめなんだ、国民の皆さんに真実、真実を伝えなきゃだめだ」って思ってる立派な方いるんで、その方が社内の闘争に勝てるようにですね、新聞社宛てにですね、「こんなインチキ、何で書いてくれないんですか?」っていうのをですね、ガンガンFAXとか手紙送って頂けたら良いと思うんですね。

で、送って頂く時にですね、「何々新聞」だけだと埋もれちゃうので、受け取った先で埋もれるので、新聞をよく見ると、署名、書いた記者の名前があるんですよ。記者の名前。その記者さんの名前、個人宛に出したら良いです。すると必ず届きますので。すると、受け取った方は、本気でちゃんと対応しないといけませんから。

【山本】
まぁそうは言われても、なかなか手紙を書いたりとかね、「アクションを起こすの面倒臭いなぁ」と思われている方、いらっしゃるかもしれないですけども、それ以上に面倒臭い世の中がやって来ますからね。何とか今、ここで止められるきっかけになる、ツールのひとつということで、ぜひみんなでやっていけたら。

【来場者】
今「中日新聞」では、社説で「憲法を考える」というのをやっていて、募集してます。

【小西】
あ、良いですね~。

【三宅】
さすが「中日新聞」ですね。

【小西】
さすが「中日新聞」じゃあ、憲法を考えるのであれば、「私たちの憲法がどうやって奪われているのか? 安倍政権は、「合憲だ」と、集団的自衛権を、「合憲だ」と言っているんですけど、それが本当に正しいのかどうか、書いてください」と。

【来場者】
社説にも関わらず、意見を受け付けています。

【小西】
じゃあ、私も出しちゃおうかな (笑)

【山本】
「中日新聞」社説で「憲法を考える」というコーナー。というか「憲法を考える」というテーマで。

【来場者】
宛先は「中日新聞」だけど、東京本社に出す。東京編集局。東京新聞です。でも、名古屋は中日購読多いので、みんながやれば動きます。

【三宅】
やっぱり、「名古屋経済圏は独立してる」といいますからね。メディアの力関係というのも、やっぱりそういう所に出てきます。名古屋にずっといると意外とわからないかもしれないですけど、名古屋経済圏は強いので、名古屋のメディアという意味では「中日新聞」今、みんな口をそろえて、「さすが、中日新聞」と言ったのは、実は結構、皆さん、名古屋チャンスなんですよ、これ場所として。

オリックスを、宮内会長と大喧嘩してクビになった中村選手を、唯一とれたのが何でドラゴンズだったか? というのは、結構深い話なんですよ。オリックスを敵に回しても、
中日は中村さんをとれたっていう。これ結構、名古屋経済圏の話として。

【小西】
でも、やっぱりそうですよね、地域から、東京じゃなくて地域から、こう社会を変える。まぁ明治維新じゃないですけれども、むしろ地域から本当に正しいことをですね、声を上げて頂く。

で、ちなみにですね、これ私が去年の3月、暴いたんですけど、今、名前が出てきた横畠法制局長官という方は、残念ながら良心を売ってしまっているんです。彼、自分が間違ったことをやってるのわかってるんですよ。わかっているんだけど、売ってるんですけども。それ以外の官僚の皆さんは、私に、「参りました」と言ってます。で、私に、「小西先生、これ、いつまで続くんですか? このインチキ暴かれてるのに、なぜ、いつまでこの安保の法律だとか安倍政権って続くんですか?」って、官僚の皆さんが何人も言っています。

なので、もう世論化すれば良いだけ。新聞に書いてもらって、テレビに書いてもらって、
世の中のいろんな人に発言をしてもらえば。で、それは実は、市民の皆さんの力で、できる。で、ほんとはすいません、我々野党が先頭立ってやらなきゃいかんのですけど、ちょっとまだエンジン緩い所があってですね、私もヤキを入れているんですけども。なので、ぜひ皆さんの力で、一緒にお願いします。

【山本】
ありがとうございます。今日、来て頂きました、名古屋に。そして、明日、始発で戻られるんですか?

【小西】
明日、ちょっと東京に始発で戻って。私、千葉の選挙区なんですけど、太平洋が見える「銚子」という町があるんですけど、銚子。そこまで行って、また新幹線に乗って、明日も。

【三宅】
明日も大阪に来て頂けるということなんで。

【小西】
はい。大阪にもご一緒させて頂きます。

【三宅】
もう、すっかり3日間連続でお付き合い頂いております。

【山本】
憲法フェスが一番ブラックな働き方を推奨してるっていうね。だって今日来て、で、明日始発で戻って、また大阪呼び出すっていう。素晴らしいですね、ほんとに。

【三宅】
やー、ほんとに。

【山本】
この一番のツールを、また大阪の方にも伝えて頂ければ。

【小西】
ご説明すると簡単な話なんですけど、作った人たちが全否定してるのを、後に勝手に読み替えてるってだけの話なんですけども。やっぱりこう、一通り丁寧にご説明、しかも映像の前でって、なかなか機会がないんですね。

ただ、私たちが声を上げていけば、これがそのうちテレビでみんながやり始めるようになります、テレビで。なった時に、もう安倍政権、倒れます。

で、「なぜ倒れるか?」というと、安倍政権が続いている理由って、究極ひとつしかないんです。安倍総理を自民党と公明党の国会議員が支えてるんですね。自民党や公明党の国会議員の皆さんに、安倍総理を見捨てさせれば良いんです。安倍総理を裸の王様にすれば良いんです。

で、そのためには、「私たちこれを知ったよ。こんなインチキで私たちの憲法を奪い取って、日本を戦争できる国にしていた。このインチキは、永久に変わらないインチキだ。これを知ったよ」っていうことを、自民党や公明党の国会議員に思い知らせれば、彼らはそのうち総選挙ありますから、「あ、これは敵わん。選挙で落ちちゃう。だったら安倍総理、見捨てよう」って。「俺も強行採決、このインチキに基づく法律を強行採決しちゃったけど、俺は国民の皆さんにパッと謝って、その代わり安倍総理をもう切っちゃう」という風になるんですね。

実は最近、まったく同じことがあったんです。なんでしょう? 東京の都知事選挙ってありましたよね? 私も鳥越さんを応援してて、負けたの残念でしたけども。その前の舛添都知事、何で辞職したんでしょう? 政治資金でお正月に2年連続、家族旅行。ちなみにあれ千葉県の温泉なんですけども。「こんなインチキ、政治資金で家族旅行行ってて、政治活動なわけないだろう」ということを、国民の皆さんが知って怒ったからですよね?

何で国民の皆さんが知ったんでしょう? マスコミが報道したからですよね。初めは週刊誌でした。次はテレビ。新聞もやった。最後ワイドショーでワンワンやり始めましたね。すると最後に、舛添都知事の生みの親である自民党と公明党の都議会議員が、都議会の委員会本会議で、「舛添さん、あなた辞職すべきだ」って見放して切り捨て、トカゲのしっぽ切りをやったんですね。だから、舛添知事は選挙をやらずして退陣したんですね。

それと同じことができるんです、安倍総理に。議員内閣制なんで、安倍総理を支えてる自民党と公明党の国会議員にこれを突き付けて。名古屋の、この愛知県の自民党と公明党の国会議員、もうわんさかいます。全選挙区にいます。突き付けてやってください。事務所にFAXしてやってください。「こんなインチキで、私たちの憲法を奪えると思ってるのか?」と。「私たち国民、バカにしてるのか?」と。「知ったぞ!」と、FAXしてやってください。

それが広がると、自民党や公明党の国会議員が安倍総理を支えるの止めて、トカゲのしっぽ切り。こうやって安倍総理が振り返ると、「あれ? 俺、裸の王様」と言って倒れていく。倒す。それを臨時国会でやりましょう。やりましょう、みんなで。

【山本】
ありがとうございました。本当に熱い想いをここ名古屋にも伝え、そして、明日は大阪へと。その前に千葉へと。ご苦労様です、本当に。

というわけで、民進党のもうひとりの良心が、今日名古屋に来てくれました。小西洋之さんでした。ありがとうございました。

【三宅】
大きな拍手で。ありがとうございます。

【小西】
しっかり、共闘して頑張っていきますので。ありがとうございます。

【山本】
ありがとうございました。本当に。

すごいですね、始発に乗るのに12時過ぎてますよ。ほんとに。

【三宅】
この時間までお話を聞いて頂いた皆さんも、ほんとにありがとうございます。おつかれさまでした。

【山本】
ありがとうございました。

【三宅】
多分、最後まで残った皆さんが一番、やばい部分を掴んだと思うし、僕も選挙中よく言ってしまっていたんですけども、「山本太郎以外に頑張ってる議員を知らない」なんて。いや、世界は広かった。というか、僕が国会のことよく知らなかっただけですね。「小西議員のように、パンチを貰いながらこういうことを訴えてる議員がいた」っていうことを、今日も皆さんとこうやって広く共有できたことで、僕は皆さんの発信力信じてます。「どうやらまだまだ日本には希望があるぞ」っていうことを、ぜひ伝えて行ってほしいんです、明日から。ぜひ、よろしくお願い致します。ありがとうございます。

【山本】
というわけで、選挙フェスin名古屋。

【三宅】
憲法フェスですね。

【山本】
あっ、すいません (笑) ぜひ一票。あっ、違うどっちに一票かわからないですね (笑) 「The Party」これにておひらきということで。

【三宅】
そうですね。最後、僕がですね、吉祥寺時代から非常に長い付き合いだった「DJ conomark」という名前で当時やってました、ここ数年、名古屋に引っ越してきてですね、「MASA」という名前でDJやってる男がいるんですけれども。ごめんね、すっかり1時間以上待たせちゃいましたけれども。

改憲問題、そして政治の問題、あるいは音楽の温度感と政治の温度感をどうやって融合さしてくんだっていう、新しい文化を生み出す俺たちの問題。そういった悲喜交交(ひきこもごも)に関して、言葉ではなく、政治的態度でもなく、バンドマンやDJたちも自分たちなりのスタンスで、ものを表現し始めてると僕は思ってます。

で、もちろん、「NAUの会員登録してくれ」とか、「今回ぶっちゃけNAUからいろいろお金を出してやってるからカンパよろしくね」とか、そういうのも最後しっかり言っておきたいんですけれども、もう時間も差し迫ってますから、今ので察してください。ブースはあっちにあります。三宅商店もあっちにあります。「本来なら500円で入れるわけねぇだろう」っていうセッティングをした上で、今回みんなの善意に頼ろうと思ってますので、一杯呑みつつ、一杯分ぐらい置いてってくれると、すげぇ助かるなと思ってます。

待たせましたね、すっかりね。最後「DJ conomark MASA」俺たちは踊りながら考えます。喋りながら、友達つくりながら、前に進みます。そして、よくぞ政党のことを英語で「Party」と言ってくれたもんですね。俺たちPartyすることにかけては、Partyつくることにかけては、もう何十年も前からずっとやってるから長けてますよね。そして、そういう力を僕らが今、発揮するからこそ、「なんかあそこに新しい政治の風景があるぞ」っていうことで、今日は近藤さんや小西さんも来てくれたわけですよ。「この人たちに語ると何か希望があるんじゃないか」と思って、駆けつけてくれてるわけです。明日の大阪にも来てくれるって言ってますけれども、やはりParty Peopleに期待が掛かってるんですね。ぜひ、僕らなりの表現力でいろんなことを表現していきましょう。

そして、何よりも先頭に立って、あの世界の中で頑張ってくれてる、山本太郎参議院議員に大きな拍手をお願いします。

【山本】
そして、こんなきっかけを作ってくれた、三宅洋平。

憲法フェス、あなたの小銭で支えてください。よろしくお願いします。NAUへのカンパお待ちしております。よろしくお願いします。

【三宅】
映像作ってくれたクルーの頑張り、そして東京では手話で全てのトークをですね、こういうトークを全部手話でやってくれる方もいたんですけれども、名古屋と大阪もほんとはそういった準備をしたいんですけれども、次回以降、こういう動きをする時に、より手厚く、しっかりと世の中に伝える準備ができるように、皆さん一緒になって頑張っていきましょう。よろしくお願いします。遅い時間までありがとうございました! 「Live & lounge Vio」場所を提供してくれました、ありがとうございます!

BARはあちら、DJブースはそちら、音はこちらから出てきます。じゃあ最後、ぜひ踊って帰ってください。ヤーマン、ありがとうございます!

Photo By 伊藤愛輔

Photo By 伊藤愛輔

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