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【テキスト版】 山本太郎参議院議員 17.4.23 新宿小田急西口駅前 共謀JAM ~SHALL WE 共謀?~

【テキスト版】 山本太郎参議院議員 17.4.23 新宿小田急西口駅前 共謀JAM ~SHALL WE 共謀?~


いま国会で審議が行われている「テロ等準備罪」(共謀罪)を新設する「組織犯罪処罰法改正案」について、わかりやすく伝えてくれています。

17.4.23に新宿小田急西口駅前で行われた「NAU ギャザリング XXX」主催イベントでの、山本太郎参議院議員によるスピーチを、全文文字に起こしました。

山本太郎参議院議員 17.4.23 新宿小田急西口駅前 共謀JAM ~SHALL WE 共謀?~

【山本太郎】
どうも、ダメな野党でございます。自由党共同代表、参議院議員の山本太郎と申します。よろしくお願いします。

すみませんね皆さん、日曜日のこんないい時間帯に、マイクを通してちょっと大きな音出しますけれども。

おそらく、今日お集まりの皆さん中には、お集まりのというか、たまたま通ったって中の方には、お買い物に向かわれる方、食事に向かわれる方、色んな方いらっしゃると思いますけど、ひょっとしたら仕事、これから向かわれる方も多いと思うんですね。「なかなか休めない」と。「ただでさえ賃金が低いから、ダブルワーク、トリプルワークで、なんとか今月、なんとかやっと乗り切れた」というような状況で、毎日を生きている方々も、非常に多い状態です。

それでもですね、いま景気は、世の中の景気はいいみたいですよ。皆さん、景気いいですか? あまり景気よさそうな人いらっしゃらなそうですけどね。一部の方々にとっては、非常に景気がいい状態のようです。「一部の人たち」ってどんなんですか? っていう話ですけれども、特に、上場しているような企業たちにとっては、過去最高益。あのバブルの時よりも、儲かっている状態が続いている、と。一部の人たちには、そのアベノミクスとやらは効果があるようなんです。

例えば、安倍政権ができたのが2012年ですよね? 2012年の後半。政権交代が行われて、そこから、その大企業などが持っている内部留保、内部留保ってなにか? って、もういろんな諸経費を差っ引いた、純粋な、純粋な余剰の利益だけで、いま現在370兆円。より増えた、より増えたってことなんです。これ安倍政権になってから、企業の内部留保、余剰の利益は、34%も増えたらしいんですよ。皆さんの利益、皆さんの懐具合、34%増えましたか? 増えないんですよね。どうしてか? 簡単な話なんです。一部の人たちしか潤わないようなシステムが、もう既に作られているから、そんな状況になってしまう。

例えば、企業に対する、企業が支払う税率、税金ありますよね? 法人税。これで見てみても、どんどん下がっていく一方なんです。その一方、消費者の皆さんが払わなきゃいけないような消費税は上げられてしまってる。いま、ちょっと8%から10%には上げないという状態が続いてます。けれどもこの先、確実に上げていく、という方向らしいです。

おかしくないですか? 企業はどんどん減税されていくけれども、皆さんに対する負担はこの先どんどん増えていきます。例えば介護に関することだったりとか、例えば病院での窓口での支払いとか、これどんどん上乗せされていってしまってるんです。

これ、どういうことか? 答えはシンプルなんです。「政治が誰の為に行われているか?」あたりまえのように考えると、政治はこの国の、この国に生きる皆さんの為に行わなければならないところ、いま現在行われてる政治は、一部の利害関係のある人たちに、いかに得をさせるかということを、推し進めている政治。

例えば、「どうしてそのような状況ができるか?」というと、選挙なんですね。選挙を見てみると、投票率、国政選挙であっても60%までなかなかいかない。じゃあ、あと40%の方々がどうなさっているんですか? 「選挙に興味がない」「政治なんて信じられない」「それどころか、政治どころじゃないんだよ」って、「毎日の生活が精いっぱいだ」って。

皆さんが政治と離れることによって、その選挙という部分に命をかけてるのが、企業側なんですよ。大企業側なんですよ。いま現在の安倍政権の一番大っきなバックは、経団連ですよね。「日本経済団体連合会」1200以上の企業がそこに名を連ねる。名だたる企業たちが集まった集合体。ここが政治を直接コントロールするようなことが、日々行われている。

例えば、派遣労働者に対して、より厳しい労働環境におかれるような働き方であったりとか。そればかりか、労働者ひとりあたりの、ひとりあたりに許される残業時間が、100時間未満がオッケーになってしまったり。これ、おかしな話なんですよ。どうしてか? 残業時間、月80時間、これ、「過労死ライン」って言われてます。でも、この80時間を下回った時間でも、過労死は認められてるんですよ。こんな状況の中で、100時間未満なら1年で最も忙しい100時間未満なら、ひとつき、それ100時間未満でも残業さしてもいい、そればかりか、その他の6ヶ月間ぐらいは、60時間から80時間まで許されるって、むちゃくちゃな話でしょ?

どうして残業時間というものが、本当ならばルール違反、普通の労働のルールからいくと1日8時間なんですよ、労働時間は。これを超える場合は本当は違法なんですよ。でも、そこを違法にならないように、労働者側とそして使用者が話し合い、っていうことをすれば、それ以上の残業も許されるという話になってる。

でも、まともに残業代支払われてますか? って、ある意味サービス残業的な働き方をされてる方々が非常に多い。でも、厚生労働省はわかってるんですよ。月々残業が、月の残業時間が45時間、この45時間を超えたあたりから、身体に対して生命の危険に関わるような状況に入っていくってことは、厚生労働省認めてるんです。

にもかかわらず、60時間から80時間なら6ヶ月ぐらいだったら働いていいし、100時間未満なら働かせてもいいというような、そんなとんでもない労働環境を、経済団体とそして政治が主導して、それを推し進めようとしてる。

これで得するの誰ですか? 働く人々は? 自分の身体削りながら働くばっかりですよ。働かせる方は? より自分たちの利益を上げる為に、働く人々は使い捨てられてもしょうがないような状況を、政治で旗を振ってる。

そればかりか、企業が払うべき税金、真っ当な税金を払わせずに、より安い税率に進めていっている。こんな状況なんです。これ簡単なんですよ、世の中を変える為には。

いま、あなたが苦しい生活をおくっているのは、いま、あなたが世の中から必要とされてないと感じてしまうのは、それ、あなたの責任じゃないんですよ。誰の責任か? って。この構造を作り上げた政治の責任だと、私は思います。

じゃあ、それをどうやって変えていくのか? って話ですよね、非常にシンプルです。国会の中にいる人々、誰が選ぶんですか? 有権者が選びます。有権者がその意思を示す時はいつですか? 選挙です、と。

どれだけ大金持ちでも、持ってる票は1票。どんなに生活が苦しくても、持ってる票は1票。だとするなら、いまの投票率の、60%いかないぐらいの投票率を、70%~80%にしたら、いまひっくり返せるんですよ。

ひっくり返してどうするのか? って、あなたの為の政治を行う為に、あなた自身が政治に参加をして頂きたい。その為には、いま行われてる政治がどのようなことなのかってことを、つぶさに監視して頂きたい。監視しなかったら、好き放題しますよ。実際、好き放題されてます。

で、今日、こんな大きなトラックにこのようなセットをね組んで、皆さんにいったいなにを訴えているのか? という話なんですけれども。

『共謀罪』共謀罪っていう法律。でもこれ、名前変わってしまいました。『テロ等準備罪』テロ等準備罪。名前変わるんですね。どうして名前変えるんですか? 先ほどお伝えした『共謀罪』共謀罪は過去3回、過去3回、国会で廃案になってしまってます。どうして廃案になったか? 内容がヤバいからですよ。

で、看板を付け替えたら、印象薄まりますよね。違うものを出してるかのような雰囲気を醸し出してますけど、看板を付け替えたって、その中身はその本質は同じなんだ、って話なんです。

じゃあ、「共謀」ってなんなんですか? 『共謀罪』=『テロ等準備罪』じゃあ、そのテロ等準備罪の中の、この、「共謀」という部分。この、「共謀」って、いったいなんなんですか? って話なんですけど。

2人以上の人間が、相談をする、共謀をする、その時点でアウト。って話なんです。

おかしくないですか? 犯罪ってどこからが犯罪ですか? 多くの場合は、結果が伴わなきゃ犯罪にはならないんですよ。もちろん殺人であったり、凶悪犯罪の場合であれば、相談の段階から取り締まれるものもある。例えば、爆発物とか。例えば集団密航とか。計画、相談というものを用いた時点で、そして準備などをした時点で捕まるような法律は、もう既にある。

でも、いまやろうとしてることは、全く違う。そんなものじゃない、って話なんです。じゃあ、なんなんだろう、「共謀」って?

私とあなたが、なにかについて話し合う。この時点で共謀です。

「あいつムカつくなぁ、殴ってやろっか」「おー殴ってやろうぜ」共謀成立です。相談成立です。そして、その話し合った後に、なんとなくコンビニに立ち寄ってお金をおろす。1万円をおろした、ATMで。これ、準備だ、っていう話にされてしまいかねない話なんですね。むちゃくちゃでしょ?

酒飲んだ勢いで、ストレスたまった勢いで、ちょっと犯罪の匂いするようなことを冗談で言うことって、あなたにはないですか?

例えばですね、いま私が手元に持っている黄色いチラシがあるんです。是非ですね、お時間がない方は、この黄色いチラシを受け取って頂きたい。この黄色いチラシの中には、普段、酒に酔ったりとかね、ストレスを抱えてって人たちが思わず口走ってしまうような、可能性あるような言葉が書いてあります。

「隣の家の車、またうちの駐車所に車停めてるぞ」って、これ、頭きますよね? と、「また隣の家の車がうちの駐車場に車を停めてしまってる」って、これ頭きますよね? 「頭くるなー、あいつ。フロントガラス割ってやろうか」でも、この時点で犯罪ですか? この時点で犯罪じゃないですよね?

でも、いま国が進めようとしている内容は、これを相談、いわゆる計画という段階に落とし込んでしまう。恐い話じゃないですか?

その後に、例えば全然別件で、ちょっと作った棚が傾きはじめたから、もう一回作り直そうと日曜大工の店に行ってトンカチを新たに買ったと、これ準備。その、窓ガラスを割るという行為、フロントガラスを割るという行為とは別なのに、これが準備とされてしまう恐れもある。非常に恐ろしい話なんです。

今からちょっと順番にね、もうちょっとわかりやすく、スライドを作ってきたので、皆さんこの前方のほうにモニターがあると思うのですね、観れる方はぜひ観て頂きたい。

妖怪だらけの永田町から、参議院議員山本太郎が小田急西口のほうでですね、場所を借りまして、『共謀罪』『テロ等準備罪』とはなにか? ということをですね、皆さんとお話をしています。

水を一口飲んだあとに、このモニターを観て頂きながら、『共謀罪』『テロ等準備罪』の内容というものを、皆さんと一緒にですね、理解していこうという方向でお願いします。

じゃあまいります。

『テロ等準備罪』=『共謀罪』だというお話はしました。で、「この法律がなければ東京にオリンピックを呼べない」安倍総理は何度も国会でそう発言されてるんですね。「テロ等準備罪、いわゆる共謀罪が存在しなければ、東京でオリンピックを呼べない」安倍総理はそう言っていました。

でもです、遡ること、オリンピックが日本にくるっていうことが決まってなかった時期に、「日本は世界で一番安全です」ということをアピールし続けてたんですよ、立候補するにあたって。「言ってることが違うじゃないか」って、そう思う方もいらっしゃったかもしれない。これが安倍総理が言われてたところですよね。

次、いきます。

もともとは、『共謀罪』と呼ばれていた。でも内容がヤバすぎて、過去3回も国会で廃案になったよ。

で、懲りずに名前を変えて、看板を付け替えて、もう1回再登場させたのが、『テロ等準備罪』でしたと。はい、『共謀罪』は『テロ等準備罪』と名前を変えました。

しかし、名前を『テロ等準備罪』としたのに、準備段階の法案では、テロという文字が1文字も入っていなかった。これ、すごい話じゃないですか? 「オリンピック呼ぶためにはね、テロ等準備罪が必要なんです、テロに備えなきゃならないんです」と言いながら、その準備された法案の中身を見てみたら、「テロ」という文字は1文字も入っていなかったっていうね。本当に冗談にもなっていないっていう、バカみたいな話なんですけれども。自民党内でこれが大問題になりました。「これは国民を欺くことになるんじゃないか?」「はやくテロっていう文字を入れろ」っていう話になった。そして、慌てて付け足したという、どうしようもない代物が『テロ等準備罪』です。

内容はどんな感じなの? 「2人以上の者、私、あなた、それ以上。この2人以上の者が、犯罪を行うことを話し合い、合意することを処罰するよ」っていう話ですよね。具体的な行為はないんですよ。話しただけですよ。具体的な行為がないのに、話し合っただけで処罰されてしまう。おかしな話ですね。つまり、被害者なし。相談すると罪。

近代の刑法、これあたりまえなんです。近代の刑法では、「具体的な結果、被害が現れて、はじめて処罰の対象となるんだよ」って。

相談すると罪? 被害者もないのに? 具体的な行為がないのに話し合っただけで処罰されるっていうのは、近代の刑法、そこから外れてしまってるんです。古代ですよ、古代。ね、時代が逆戻りしちゃってるんですよ。むちゃくちゃな話、被害者はないんだよ、相談すると罪なんだよ。近代の刑法では具体的な結果、被害が現れてはじめて処罰の対象になる。あたりまえなのに、それを飛び越えようとしてる。

「でも、心配しないでください。テロとか凶悪犯罪に限定しますから」というような雰囲気を醸し出してるけども、じゃあ『テロ等準備罪』とは、具体的な行為はなし、つまり被害者もいないのに、処罰の対象になってしまう。つまり、全ての人々が犯罪者予備群なんですよ。ひとりも例外なんていないんですよ。「俺はヤバいことやってない」とか関係ないんですよ。全員をウォッチし続けないとこれは立証できないし、マークもできないって話なんですね。

日常的に広い範囲で、盗聴や尾行などが行われることは当然のことなんです。「別にヤバいことやってなかったら盗聴されてもいいじゃないか」「別に尾行されてもいいじゃないか」っておっしゃる方、考えて頂きたい。プライバシーってなんの為にあるんですか? プライバシーはあなた自身の考え方、個、個人として、個としての考え方を確立する為に、プライバシーは絶対的に必要だからこそ、世界中の国々で、この、「プライバシー権」というものが大切にされてるわけですよね。それを侵害するって話なんです。

計画、いわば相談ですよね。「相談だけではアウトにしませんよ」国はそう言います。計画、相談ですよね。「計画と準備、これがセットで、処罰の対象になるんだ」と。「相談だけでアウトとか、そんなわけのわかんないことを言うな、それは正しくない。相談と準備がセットにならなきゃ、これアウトにならないんだ」って国が言うんです。

その前にお話しときたいんです、このね、「共謀」とかね、その、「相談と計画だけではアウトにはならない」とか、「計画と準備がセットで検挙の対象だ」とかって言われても、よくわからないじゃないですか。だから、例えばですけど、外食。外食を例に、ちょっと例えてみようかなと思います。

例えばですけど、外食。例えば外食の計画段階、どこでしょうか? 友達に電話をする、「あ、モシモシ、久しぶり。ご飯でも食べようよ」これ計画です。相談です。そうですよね? 外食における計画段階は、友達との電話であったりとか、「じゃあ、いつ行く?」みたいな話し合い。

で、その次、計画から準備にうつる段階ってどんなことがある? 準備段階。「計画と準備がひとつにならなきゃ、処罰の対象といいますか、警察が動き出さない」っていう話をしてるわけですから。でも違うんですよ。

話戻ります。外食をするにあたっての計画というのは、友達と電話で相談したり、「いついつ新宿で会おうぜ」っていうことを計画する。これでもう成立するわけです。

じゃあその次、準備。準備っていうのは外食においてどういうことなのか? なにを食べに行くかっていうことを調べだす。例えば、「食べログ」とかで、「西口から100メートル、イタリアンで、飲み放題付いてこんなに安いところがある」みたいな。「よし、ここに行こうよ」っていうことを決める。これ、もう準備段階ですよ。で、それだけじゃなく、「そうや、自分いま1000円しか持ってなかったから、あと5000円引き出しとこう」コンビニに行ってATM、お金を引き出す。これも準備段階なんですよ。むちゃくちゃでしょ?

じゃあ外食において、未遂の段階ですよね、なにが未遂なのか? 店に入って注文をする。で、食べ物が運ばれてくる。ここまでが未遂。

計画、準備、未遂。

じゃあ、既遂。「やっちまったな」ってのがなんなんだ? っていったら、それを食べることなんですよね。

いまのこの流れの中で、あまりにもおかしいってことが、分かってくると思うんです。なにがか? 外食っていうことを考えたときに、友達と、どこに行くかってことを電話で話した。「いついつに会おう」という、この相談が行われ、そして、「食べログ」などで食べに行く店を見つけたりとか、ATMでお金をおろすというこの行為が、準備とされる。この二つをもって、「お前外食しただろう」って話になるってことなんですよ。

ちょっと話に長かったですけど、大丈夫ですか? こんなむちゃくちゃな話なんだ、っていうのを分かって頂きたかったんですけど、大丈夫でしたか? 途中で旅出ませんでした、皆さん?

や、外食、「お前、外食しただろう」って言われるのには、もちろん、そこでご飯を食べた時点で、「外食しただろう」はオッケーなんですよ。「確かに外食しましたけど、なにか?」って話なんです。

でも、外食するずっと以前の、「友達といつ行く?」とか、「じゃあ、新宿西口で待ち合わせね」みたいな、そんなことが計画、相談とされ、そしてその次の準備、「食べログ」で行きたい店を見つける、ATMでお金をおろす、これが準備とされる。この段階までで、「お前外食しただろう」っていう。これおかしいだろう? っていう話なんですよ。

余計混乱しちゃいました? ごめんなさいね。どうしても言いたかったんです、いつか言うたろうおもて。初めての説明だから、多分3回目くらいには、もうちょっとうまく言えると思うんですよね。

話戻ります、こちらです。モニターです。

「計画、相談だけではアウトにならない」国はそう言い続ける。じゃあ、いつからアウトなんですか? 「計画、準備がセットで検挙・処罰に繋がる」と国は言います。

つまり、警察の主観的嫌疑をスタート。「主観的嫌疑」ってなんですか?「なんかこいつら怪しいんじゃね?」ってやつですよね。主観的嫌疑。もしくは、「なんか怪しいことするかもしんないね」っていう話です。これが、主観的嫌疑。

警察の主観的嫌疑をスタートする為には、相談が行われる前、相談が行われる前の段階で、盗聴であったり、尾行などの捜査が必要なんですよ。

相談する段階では、もう既にそれはキャッチされてなきゃいけないから、「おっ、こいつら、なんか相談しそうな気がする」ぐらいで、もうマークしとかなきゃいけないって話なんです。ってことは、むちゃくちゃ広い範囲で皆さんの通信してる内容だったり、いろんなものがチェックされるっていう話なんですよね。冗談じゃない。

相談の段階で、相談の段階というよりも、相談以前の段階から、捜査としてはもう始められるんですよ。不特定多数の人たちを全員犯罪者とみなした捜査方法っていうものが、スタートしていくってことなんですね。

「やばい相談するんじゃね?」って全ての人々を潜在的犯罪者とみなし、プライバシーの侵害をする。そのことを合法化する。そういう法案だと。

これは表現の自由ってものに対して、絶大な萎縮効果が生まれることは間違いないんです。

新宿西口付近をお通りの皆さん、こんにちは。妖怪だらけの永田町より、参議院議員山本太郎がただいまマイクを握っております。時たま挟まないとね、どこの馬の骨が喋ってるかわかんないんで。このように挟まして頂いております。

今日は世間で少し盛り上がりを見せております『テロ等準備罪』いわゆる『共謀罪』について、いまですね、皆さんの前で説明をしながら、やっている状態です。では、先に進めます。

表現の自由に対する、絶大な萎縮効果を発揮する法律になることは間違いがない。

例えば、あなたがいわれのない捜査を受けた場合、全く身に覚えのないことなんだけれども、捜査をされたとしたら、どのような不利益を受けるのか考えて頂きたい。

例えば友達と悪ノリ、冗談の延長で話したこと、その後にコンビニでお金をおろしたことを、捜査側が、「犯行の準備行為」と決めつけたとします。「逮捕要件を満たします」警察がそう判断すれば、あなたの身柄を拘束することに繋がります。

無実を主張しても、最大で23日間、最大で23日間拘留することが可能になっていきます。たとえ拘留が23日ではなく、24時間だったり48時間だったとしても、あなたは勤め先や学校にそのことをなんて報告すればいいんですか?「いや~ちょっと警察の方にお世話になってましてね。23日間ほど」みたいな。「そうですか」っていう話にはなりませんよね。本当は無実だとしても、会社には、そして友達には、犯罪者としてみられるような状況が続くって。これ社会的に抹殺されるって意味なんじゃないですか?

考えただけで、犯罪者として扱われる。盗聴やガサ入れ、身体的拘束をあなたが受けたとしたらどうですか? って。実際にそのガサ入れや取り調べやってことがなかったとしても、ひょっとしてそういうめにあうかもしれないっていう状況だとしたら、「余計なこと言うのやめよう」と、「余計なこと考えるのやめよう」っていうことにならないですか?

政治的なことに声をあげたらさ、なんかややこしい、警察がきてややこしいことになるらしいという状況が生まれたら、もう余計なことを口に出すのはやめよう、自分のブログに書くのをやめよう、歌を作るのをやめよう、そんなことに繋がっていかないですか?

「なにも考えません、なにも言いません」っていう状況に人々が追い込まれていくっていう話なんですね。萎縮効果を狙った法整備はこれ大成功なんですよ。もう誰も、ものを言わなくなるっていう状況を作られてしまう。

「まさかそんなわけないだろう。馬鹿なんじゃないかお前」って方もいらっしゃるかもしれない。でも実際、私は2011年、原発事故が起こったあとに、チェルノブイリ原発事故があるベラルーシという国、ウクライナという国を訪れました。ベラルーシという国は、もう既に独裁国家なんですね、2011年の時点で。で、その何年か前に行われた大統領選で、現在のその独裁体制を強いてる大統領以外の候補者や支援者は、全員逮捕されてしまったんですよね。で、「おかしいだろう」ってことで、人々が町中に溢れて抗議の声を上げたら、片っ端から弾圧をされた。

それからというもの、公園に5人、街中に3人っていう人たちが固まって話をするっていう状況があれば、すぐに警察が飛んでくるっていう環境になってしまった。人々は声をあげられなくなったんですよ。

「どうしたんですか、それから?」っていう話を聞いたら、現政権に対して批判的な思いを持ってる人は、すれ違った瞬間に、人と人がすれ違った瞬間に、手を叩こうと、拍手をしようと、人と人がすれ違う瞬間に拍手をするという抗議方法を生み出した。街中、拍手で溢れた。でも、そのうち街中で拍手することさえも、禁じられる方向にいった。

で、その時にベラルーシで流行った冗談が、街の中で蚊を殺したら警察に連れて行かれるっていう冗談が流行ったって話なんですね。そんな悲惨な状況を、実際に今の時代にも存在してる話なんだってことなんですね。

いま政府がやろうとしてることは、ジワジワと外堀を埋めていってる段階。こんなものできてしまったら、あなたの頭の中まで管理される。

思想・良心の自由、憲法で保障されてるやん。表現の自由、憲法で保障されてるやん。憲法ってなにか? って、権力者である国会議員や大臣など、公務員たちが守らなきゃいけない話ですよね。権力側を縛る、そのような憲法があるのに憲法も無視しながら、この『共謀罪』つまりは『テロ等準備罪』などのような話で、次々に声を上げる人たちを弾圧する方向に持ってってるんじゃないか? っていう話なんです。

一番コントロールしやすい国民を、権力者が手に入れることができる。これ最高ですよ、なにも、もの言わないんですもん。これほど美味しい話ないですよ。

被害者無し、実行者無し、考えただけで犯罪者扱い。私たちの思想、思想や信条など内心の自由。表現の自由を奪うに等しい。『共謀罪』いわゆる『テロ等準備罪』は、人権蹂躙、その可能性を秘めている。そういう話なんですね。憲法違反、19条違反、21条違反、31条違反にも繋がると。

「自分が関わってなかったらヤバイことなんてなにもないでしょ」って、「自分がヤバイことやってなかったら関係ないでしょ」と思ってる方々、本当に気をつけて頂きたい。犯罪者ではなく、あたりまえのことを主張している、いま現在この世の中であたりまえのことを主張している人々が、もう既に権力側、権力を持つ、例えば、「警察」であったり、「公安調査庁」であったりっていう人たちに、あたりまえの声を上げる人たちがマークされていることを知って頂きたい。

「公安調査庁」って先ほど言いました。「公安調査庁」ってなんですか? 「法務省」の外局です。で、いったいなにやってるんですか? 「破防法に基づいて、暴力主義的破壊活動を行うような者たちを監視し、この先そういうことをやっていく人たちをチェックしてる」是非やってもらわなきゃいけないですね。じゃあ、どういう人たちをチェックしてるのか? ってことが、1999年にこの、「公安調査庁」の内部資料が流失しました。そこで明らかになったことが、「日本ペンクラブ」をしっかりとウォッチしてる。マークしてる。

「日本ジャーナリスト会議」までマークされてる。

「アムネスティー・インターナショナル」人権保護団体ですよね、マークされてます。

「生活協同組合」コープが、破防法に基づいて暴力主義的破壊行為をやり得る団体だとして、マークされてるっておかしくないですか?

「情報公開を求める市民運動」「青年法律家協会」「全国公害患者の会連合会」

核兵器廃絶を訴える団体「原水禁」「原水協」まで、調査・監視されていた。監視されている。

「俺はなにもヤバイことやってないから。こんな法律関係ないよ」って言えないんですよ。なぜなら、真っ当なことしか言ってない人たちが、もう既に監視の対象としておかれてるってことなんです。あまりにもひどい話ですよ、この人たちが破防法に基づく破壊活動によって、世の中をむちゃくちゃにしますか? 情報公開を求める市民運動? 人権保護団体が? 生活協同組合が? 破壊活動、暴力主義的破壊活動を行い、将来もその恐れがある団体として、既に監視をされてるんですよ。むちゃくちゃでしょ?

つまりなんなのか? つまり、権力を持つ者に対して、あたりまえのことをあたりまえに言う人たちに、これを監視し続けてるんです。政府にとって不都合な人たち。

ある企業がとんでもない汚染物質を垂れ流しました。それによって、身体を壊してしまった人たちが公害患者として団体を作り、そしてその損害賠償であるとか、法的な是正とかを求めている運動が、どうして暴力的破壊行為なんですか? って。逆に言えば、暴力的破壊行為のような経済活動によって、その公害患者たちは被害者にされたんじゃないのか? って。なのに、監視の対象にされてしまっているっていう現実を、是非受け止めて頂きたい。

権力を持つ者が考えることはひとつ。いかに、この国に生きる人々、人々を簡単にコントロールできるか? っていうことなんです。政府の不都合にツッコミを入れる、そんなものは一番うっとうしい存在なんです。

つまりなにが言いたいか? この『共謀罪』つまりは『テロ等準備罪』は、政治に対して真っ当な意見をすること、潰すための法案だと言っても過言ではないんですよ。声なんて上げられない、あたりまえですよ。あまりにもありえない話。

既に皆さん、盗聴、盗み聞きの範囲が広がってるのご存知ですか? 昨年、2016年、盗聴の範囲が広がりました。「俺は盗聴されないから関係ないよ」と思っているあなた、とんでもない。その範囲が一気に広がったんです。

今まで警察が、捜査をする上で盗聴、盗聴ができる範囲が決められていました。重大な犯罪、組織的犯罪四つ、四つに限定をされておりました。例えば集団密航、殺人、銃器、薬物、この四つに限定をされていた。なのに今回、今回というよりも昨年、この盗聴の範囲が超拡大されてしまった。

左側が今までの盗聴できる範囲。そして右側が新しく盗聴できるようになった範囲。その中には、詐欺・窃盗も含まれます。もちろん、詐欺や窃盗は犯罪です。でも、いままで、四つ、四類型の重大犯罪にしか盗聴されていなかったのに、詐欺・窃盗が含まれることによって、この日本の中に存在する刑法犯罪、80%以上カバーできるようになったんですよ。っていうことは、もうほとんど聴けるっていう状態を既に作ってるんです。

例えば窃盗ってどういう罪ですか? 他人の物を盗む罪です。10年以下の懲役、又は50万円以下の罰金。この窃盗、この窃盗というカテゴリーに入る犯罪は、すっごい幅広いんですよ。

例えば、万引きも窃盗の中に含まれます。ってことは、「中学生の息子が万引きをしました」そこを入り口に、万引きをした子供の親も、親戚も、友達も、盗聴の範囲を広げられる可能性を作り出したってことなんです。

「近所の小学生の子供が自転車をとってきました」と、駅前にとめてある自転車を。この自転車をとった小学生の子供の親も、友人関係も、みんな聴けてしまう。それぐらい幅広くやっちゃったんですね。

「詐欺罪」これも10年以下の懲役。人を欺いて財物を交付させたり、財産上不法の利益を得たりするのが、詐欺罪だよ。詐欺罪には釣り銭詐欺、「480円のお釣りのところを380円しか返さなかった」これ、「釣り銭詐欺」ですよね。

他にも、「キセル乗車」ま、いまもうSuicaみたいなものだから、なかなかキセルもしずらいでしょうけれども。キセル乗車とかね。っていうことも、この、「詐欺罪」の中に入ってしまう。

さっき言った、「万引き」や、「自転車をちょっとかっぱらってきた」っていうことと同じように、その幅、ものすごく広い犯罪の幅の一番下の部類に入るようなことでも、盗聴が可能になるようなことを、去年、2016年に盗聴の範囲を拡大したんですね。事実上、なんでも盗聴できるようになりました。

これはなんの為か? って、この『共謀罪』つまりは『テロ等準備罪』繋がってくる話なんですよ。なんでも聴けるってことを先に、もう先回りして法律を作ってしまってるんです。

海外、じゃあどうなってるんですか? って。海外で盗聴関係どうなってますか? って話です。フランス、パリでもねテロがありましたよね。それを入り口に、この人々のプライバシーに踏み込んでもしょうがない、っていうような状況が作られてしまったんですね。フランスでも、市民への監視。これ拡大しましたと。

例えば、疑わしいと捜査側が決めつければ、勝手にその人の住居に侵入をして監視カメラを仕掛けたり、PCのマウスがリアルタイムにどういう動きをしてるかってことが、捜査側に伝わるような細工をね、勝手に家に侵入してできるようなことが、合法化されてしまったって話なんです。すごくないですか?

他にもアメリカ。ご存知、9.11。これがあった後に、「愛国者法」とかね。とにかく、対テロ戦争として、人々の権利侵害、「皆さんの権利は侵害するかもしんないけど、一部ね。でもしょうがないよね、テロの為に」という入り口で、いろんな法律が通されてしまった。その中でドサクサに紛れて、無制限の盗聴が可能になってしまったってことなんです。

その後、国の行き過ぎたやり方が批判されることになる。スノーデン。スノーデンとかが情報を開示したわけですよね、色々とね。それによって、国側が人々の情報をいかに盗んでるか、ってことが白日の下に晒されて、オバマ大統領がアメリカの上院と一緒に、こんな取り組みをした。検証委員会を立ち上げた。

そこの検証委員会で書かれていたレポート、そのレポートに書かれていた内容は、「人々の盗聴を無制限に拡大していくことは違法である」と。「電話盗聴プログラムが対テロ捜査の成果に、具体的に役立ったケースは、一件も発見できなかった」って。一件も発見できなかったんですよ。

膨大な数をね、情報を集めて、全ての人の通信を捜査側が把握するっていうような状況を進めていった場合に、情報多すぎて、もう収集つかないんですよ。で、結局必要情報として提出されるようなものはなにもない。なにも役に立ってなかったってことを、オバマさんと上院議員たちが作った検証委員会で、レポートとして出されてるんですよ。

世界は先立って人々の権利侵害に及ぶようなことを既にやってしまってるけど、しっかりとそれが自浄作用として、「これはやっぱりやっちゃいけないことだ」で、「その中でやられたことに対して、どうだったのか?」ってことを、ちゃんと検証してるってことなんです。

で、結果、役に立たなかったってことが明らかになってるのに、この国は世界と何周遅れのことをやろうとしてるんだ、ってことなんですね。このままでは日本でも、いわれのない権利の侵害が。侵害される恐れがあまりにも大き過ぎる。

心配しないでください、「じゃあどうやってテロを防ぐんだ?」って、そう思われてる方。安倍総理が言ってた、「テロ等準備罪がなければ、日本でオリンピックはひらけない」と。心配することはない。なぜならば、既にテロや凶悪犯罪に対処できるそのような法律はこの国には存在してる、ってことなんです。

まず、法律の前に、まず日本は島国だ。皆さん、ご存知のことですよね。これを他国のテロとは同列には語れません。なぜならば、ヨーロッパ、アメリカ、アフリカ、島国じゃないですもんね? 自分の国の境界と、他国との境界がいくつも接してるような、そんな環境にある。それが世界ですよね。

でも日本は? 島国なんですよ。水際で止めるということに力を入れる。それが一番なんですよね。出入りを、出入りに関してもっと力を入れるべきだと。だから、例えば陸続きというような海外と違って、例えば火薬を手に入れるとか、テロ活動をする為の色んな物を揃える為には、他国とは比較できないぐらいのハードルの高さを持ったのが、日本だと。

先ほどの話に戻ります。もう既にテロ、凶悪犯罪に対する法律は、日本には整備されてます。ご心配なく、という話です。もう既に国連にある13ものテロに関する条約は批准されてます。そして、それに伴う国内法、整備もされています。

凶悪犯罪、テロに関連するような凶悪犯罪に関しまして、相談の段階、テロ未遂以前にふさぐ、つまりは相談の段階で検挙できる、処罰できるって法律が既に存在します。

例えば、『共謀罪』13もあるよ。対処する、対処するルールが13個もあるよ。どんな内容があるか? 爆発物、そして国の秘密を漏洩する、などなどの内容に関しましては、相談するだけでアウトという法律が、既にこの国には存在している。

他にも、『陰謀罪』8つもルールがある。8個もルールが既に存在している。陰謀罪ってなんですか? 例えば内乱とか、私戦とかね。政治目的の為の騒乱とか。国の中でとんでもない騒ぎを起こす、っていうようなことに関しても、陰謀罪として取り締まれるっていう状況が既にある。

他には、『準備罪』準備罪に関して7つ。7つも、もう既にルール整えられてる。内容は? 偽札を作るとか、集団密航の入国とか、海賊行為とかで凶器を準備するとか。こういうものに関しても、もう既に7つものルールが設けられてる。

他にも予備、これちょっと準備に近い状態ですけどね。37、37ものルールがもう既にあるんだってことなんですよ。

もう既に、凶悪犯罪。テロなどを含む凶悪犯罪にも対処できるような法律が、予備罪で37。準備罪で7。陰謀罪で8。共謀罪で13もこの国に存在しているのに、これをなかったことにして、「テロ等準備罪がなければ、この国をテロから守れない。オリンピック、開くことさえできない」って言うこと自体が、とんでもない話だと、皆さん思いませんか?

私はオリンピックに反対です。元々、はっきり言って。

国会議員、720人いるうちの、国会の決議。「オリンピックを成功させよう」っていう決議に対して、私ひとりだけで反対をした。どうしてか?

オリンピック? いろんな箱物を作って、お金バラまいて、その後箱物だけ残って、その管理はみんなの税金でまたさして、誰の為のオリンピックか? って。大企業の為の、既得権益の為のオリンピックなんて、よその国でやってもらえって話なんですよ。

いま、この国にはオリンピックを開く色んな施設の建設費用よりも、6人にひとりが貧困という子どもたちであったりとか、ワーキングプアに喘ぐ若い人たちだったり、家がなくて路上に出てしまってる人だったり、低賃金の為に2つも3つも仕事を掛け持ちしなきゃいけなかったり、そういう人たちの為に国の力を注ぐのが、政治としてやるべきことなんじゃないか? って話だと思うんですね。

オリンピックはまさに、企業の祭典。それをスポーツで利用した祭典なんですよ。だからもうオリンピックは、世界の舞台で手を挙げる国が少なくなってきている。「や、どうぞどうぞどうぞ」って。「金がかかり過ぎますから」って。

ね、「小さなオリンピックをする」つっといて、いまどうですか? 最初の計画と何倍に費用が跳ね上がってる。結局こういうことなんですよ。

そのオリンピック、色んなね、もちろんアスリートたちが活躍する姿、目の前で見てみたい。そんな気持ちはある。でも、それが必ずしも東京で開かれる理由ってあるのか? って。それよりもやらなきゃいけないことあるだろう? って。オリンピックに使う建設用の資材、そして労働者、そしてお金。本当は東北だったり、色んなとこを復興していく為に力を注がなきゃいけないのに。オリンピックにそれ流されてるってどういうことなんだ? って。

あまりにもおかしい話に、その上に、「日本でオリンピックを成功させる為には、テロ等準備罪が必要なんだ」って、「これがなければオリンピックは開けません」みたいなデタラメを言い出す。それによってあなたの権利が侵害されるんだよ、って。全員が潜在的犯罪者として扱われ、皆さんの通信は片っ端から、「なにか悪い相談をするんじゃないか?」という事前に疑いをかけられながら、一方的に情報を収集され、分析され、そんなバカみたいな話って許されていいんですかね? って。

私は許せない。あなたはどうですか?

「聞かれてなにかマズいことがあるのか? 人に聞かれて、警察に聞かれて、なにかマズいことでもあるのか?」こういう手口、こういう言い方、ナチスがそのままプロパカンダとして使ってたやり方なんですよ。

どの人にとってもプライバシーは必要。自分だけの世界が必要。ひとりで考える時間が必要。あたりまえじゃないですか、個を確立する、一人ひとりの人間としての個を確立する為に、私たちは日々成長してるんですよね。成長する為に生きてるんですよね。

「全員一緒の意見でいい、だからお前たちは自分で考える時間なんて持たなくていいし、友だちとそんなコミュニケーション、政治について、世界について語り合う必要がない」とまで、進んでいくような状況は絶対に止めなきゃいけない。いま、なにが行われているかを、ちゃんとみんなでウォッチしませんか?

本当にマズい。テロ、凶悪犯罪を止める法律はもう既に準備されてます。相談しただけでアウトにできるような凶悪犯罪、その為のルールの整備は既にされている。いま作ろうとされている法律は、とてもじゃないけど、テロから守るんじゃない、自分たちの政治基盤を揺るがすような、本当のことを言う人たちをいかに黙らせるか、ということの為に必要な、魔法の杖なんですよね。

この先に待ってるのは、『共謀罪』の成立の先に待っているのは、憲法の改正です。先ほども言いました、憲法ってなんだ? 権力者を縛る為のルールなんだ。いままで国家が犯してきた、その国の人々への罪を、国家がやらかしてきたことの内容を書き連ねたものが、憲法なんだ、って。絶対的に憲法は、権力者は守らなきゃいけない。私、国会議員も。そして、公務員として働く者たちも。この憲法を守らなきゃいけないってことは絶対です。

でも、その権力者を縛る為のこの鎖を、自ら緩めるような憲法の改正、いま目論まれています。この『共謀罪』が通った後、この憲法改正について、不都合なものを言う人たちは、世の中に対して声を上げることがしずらくなっていくかもしれない。

生活協同組合でさえも、全国公害患者の会でさえも、既に監視対象としてる。「だったらもうなにも言わなくていいや、なにも考えなくていいや、ややこしいことに巻き込まれたくないや」って、人々がそんな考えになってしまったら、もうその国が死んだも同然なんですよね。

あなたは主権者ではなく、もう既に、羊に、奴隷、そんな存在にされてしまう。「あなた、国の為に生きなきゃいけない」そんなバカな話じゃない。「国があなたの為になにをやるか」ってことを、しっかりと提示されなきゃいけない。その為には、絶対にこんな法律許しちゃだめなんですよ。力を貸してください。

『共謀罪』政府がいうところの『テロ等準備罪』いま、この私が手元に持ってます、黄色いこのチラシ、ぜひ手に取って頂きたいんです。ぜひ、見て頂きたい。

これをね、「全部信じてくれ」なんて言いません、私が作ったんですけど、「内容、全部信じてくれ」って言わない。でも、情報のひとつとして、あなたが世の中にあふれている、色んな情報の中のひとつとして、それを判断する材料として使って頂きたいんです。「その冗談、逮捕かも?」そう書かれた黄色いチラシ、ぜひお帰りの際にでも、手に取って頂きたいと思います。

すいません、長時間喋っちゃって。申し訳ございません。自由党共同代表、山本太郎が、絶対に『共謀罪』いわゆる『テロ等準備罪』を止めるぞという下に、皆さん前でお話をさせて頂きました。ありがとうございました。

5.16 NAUヤーマン政治塾!

5月16日(火) 19時より開催する日本アーティスト有意識者会議 – NAU主催の政治塾では、2005年~2006年、国会議員時代に衆議院法務委員会で「共謀罪」に反対して国会論戦を担った、保坂展人現世田谷区長を講師にお招きして、 #共謀罪 を学びます。
会場は東京・千歳船橋の「沖縄そば岡てつ」です。詳細・申込はリンク先より→ https://www.facebook.com/events/432069170459027/?ti=icl

共謀JAM第2弾は5.28に開催!

『共謀JAM ~SHALL WE 共謀?~』
2017.5.28(sun) 13:00 START 18:00 CLOSE(延長の可能性アリ)
place: 新宿小田急西口駅前
act: 山本太郎、DELI(Nirto Microphone Underground, 松戸市議)、Tex & Sun Flower Seed、ちゃる、Dawn-People、DJ Norique …and more!!
https://www.facebook.com/events/1764252387220393/?ti=icl