
2017年3月10日に開催した、NAU主催の「大袈裟太郎の沖縄・高江報告会」当日の様子をフォトレポート。三宅洋平の2016年参院選で「Twitterおじさん」として存在感を放ち、ボランティアメンバーのムードメーカーだった大袈裟太郎。
参院選直後にカンパを募って沖縄・高江へ飛び、以来、現地に身を置いてパワフルな情報発信を続ける姿に関心を持った人は多いのではないでしょうか。全国での報告会は計30回を超え、現地で見て・聞いてきた「リアル」を伝え続けています。
とても印象的だったのは、彼の中継映像で見られるような押しの強い言動とは異る、穏やかな彼の物言い。コトバを丁寧に選び、対立ではなく対話を選ぶ姿勢。そして、現地の人たちから非難され、ネットで叩かれ、落ち込んで、でも継続する中で信頼を得て、励まされて、人と人を繋げて、感謝されて。そんな葛藤を明かしてくれました。
「普段はあまり言えないことを言うので、ツイキャス等での発信はしません!」
という方針のもと開催された今回の報告会の様子を、写真とちょっぴりのムービーでお伝えします。
会場は今回も千歳船橋の「沖縄そば 岡てつ」
お客様の来場を待つ間、彼が中継してきた映像がスクリーンに映し出されていました。
岡てつのオーナーであり三宅洋平選挙のブレイン、岡田哲扶さんの挨拶で開会。
写真は手書きの高江マップ。大自然と住民とヘリパッド工事現場と機動隊、この異様な組み合わせがどれだけ近接しているか。
あたたかく迎え入れてくれた人たちへの感謝。
現地にいるからこそ分かる。ネットで噂されている情報には、嘘が多いこと。
時折見せる、悲しげな眼。
会場は立見も含めて30名弱、穏やかだけど、飲み食いもあまり進まないような緊張感がありました。それだけ彼の見てきたものは、重たい。
内地の人に知ってほしいこと。これが沖縄の「リアル」
さらに続く。内地の人に知っておいてほしいこと。
「ヘリパッドいらない住民の会」の儀保 昇さんのスピーチ。
オスプレイ墜落。今後この伊江島・高江・辺野古という大きなトライアングルが危険にさらされてしまうことを危惧。
日本はアメリカの盾でしかなかった、そして、その勢いは、強まる
沖縄独立問題の前に、
日本が、本当に独立しなきゃ
大袈裟太郎が参院選、そして沖縄での活動で学んだこと。
最も大事なのは「いつでも愛とユーモアを」というコトバだと大袈裟太郎は言います。
「政治運動以外の場でも、家族でも、職場でも、色んな共同体で通用するコトバなのかなと。で、『いつでも愛とユーモアを』っていうこのコトバに、実は高江で守られてたんだなぁってことが分かってきて、やっぱ機動隊の暴力の中で一線をこっちも越えそうになるし、言葉が荒くなっていったり、心が荒んでいく時に、でも『いつでも愛とユーモアを』って書いてあったよなって。それが頭の中を過ぎることで、一線を越えずに済んだのかな。」
それは、座り込みガイドラインとして、こうやって現場に掲示されている。
これからの大袈裟太郎。
最後に、忘れちゃいけない、彼はラッパーです。今の想いを、僕らへのメッセージを音に乗せて紡いでくれました。
参加者からの手厚いカンパ。これが彼の活動を支えています。
大袈裟太郎が伝えてくれる、沖縄・高江のリアル。今後もぜひフォローください!
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