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岡てつの国会レポート「国会NAU!」Vol.2 「TPP協定の国会審議状況」

岡てつの国会レポート「国会NAU!」Vol.2 「TPP協定の国会審議状況」

三宅洋平の2013年参院選にて選対本部長を勤め、現在もブレインとして三宅を支える「岡てつ」こと岡田てつお氏。議員秘書も勤め、国会への出入りのある岡てつが、国会の今をレポートする国会NAU(なう)をお届けします! (※写真は2015年発行のANTA MEDiAより)

Vol.2 TPP協定の国会審議状況

第192回臨時国会は、平成28年度第2次補正予算案が10月11日に成立し、一般法案の審議に移行し始めている。今国会で政府が最も優先しているのが、「環太平洋パートナーシップ(TPP)協定の批准とその締結に伴う関係法律の整備に関する法律案の成立である。TPP協定について政府が作成した資料には、その意義・効果について以下のように書かれている。

政府発表資料に見るTPP協定の意義
  • 21世紀のアジア太平洋にフェアでダイナミックな「一つの経済圏」を構築する試み。世界のGDPの約4割、人口の1割強を占める巨大な経済圏。
  • TPP協定締結により我が国のFTAカバー率は22.7%から39.5%に拡大。
  • 物品関税だけではなく、サービス・投資の自由化を進め、さらに知的財産、電子商取引、国有企業など幅広い分野(前文+30章)で新しいルールを構築。
  • 我が国にとっての経済効果は、実質GDPを2.59%(約14兆円)押し上げ、雇用を1.25%(約80万人)増加させる見込み。
政府発表資料に見るTPP協定の効果
  • 農産品の重要5品目を中心に関税撤廃の例外を数多く確保し、全体では高いレベルの自由化。
  • 自動車や自動車部品、家電、産業用機械、化学をはじめ、我が国の輸出を支える工業製品について、11カ国全体で99.9%の品目の関税撤廃を実現。
  • サービス・投資等の分野で、中小企業も含めた我が国企業の海外展開を促進するルール、約束を数多く実現。
  • 原産地規則の完全累積制度の実現により、中間財等を生産する中堅・中小企業も、我が国に居ながらにしてグローバル・バリューチェーンに参加することが可能に。
  • TPPによる新たなグローバル・バリューチェーンの創出は、多様な分野における生産技術の向上、イノベーションを促進し、産業間・企業間の連携が進むこと等を通じて、新しい産業を創出し、我が国経済全体としての生産性向上につながることが期待される。

さらに詳しい資料は、内閣官房のTPP対策本部のHPに掲載されている。
http://www.cas.go.jp/jp/tpp/

一方、協定に警鐘を鳴らすチームの分析によると…

政府の発表によると、ずいぶんバラ色の未来が約束されているように感じられるが、この協定締結に警鐘を鳴らす有識者も数多い。TPPの協定文のテキストを分析したチームのサイトがあるので、ぜひ政府の発表と読み比べて欲しい。

「そうだったのか!TPP」 http://notppaction.blogspot.jp/
本サイトでは同団体が配布している冊子の無料ダウンロードも実施している。

与党は、10月14日から「衆議院環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会」で審議をスタートさせるよう野党に提案している。環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会委員名簿はこちら。委員は各会派の所属議員数の比率に応じて各会派に割り当てられるため、当然ながら与党議員が大多数を占め、委員長も自民党議員が務める。
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_iinkai.nsf/html/iinkai/iin_t5230.htm

読者の皆さんも、もう一度TPP協定の内容をおさらいしてから国会審議を見て欲しいと思う。次号では、TPP協定締結で国内法がどう変わるのかをレポートする予定。

岡田てつお プロフィール

1991年喜納昌吉のマネージメントOFFICE (有)チャンプルーズ入社。1992年喜納昌吉&チャンプルーズと共に活動す­るエイサーチーム「うるまエイサー」結成。喜納昌吉&チャンプルーズのライブ­、レコーディングなどに参加。また与論島、沖永良部島、宮古島、鹿児島などでエイサー­を指導。各地にうるまエイサーの支部を創設。1996年アトランタオリンピック公式文­化イベントには、喜納昌吉&チャンプルースとともにエイサー隊100人を率い­て出演。他にも「サバニ・ピース・コネクション」、「白船」、「戦争よりも祭りを イラクピースアクション」など喜納昌吉氏発案の平和ムーブメントの事務局を担う。さら­に、喜納昌吉氏の参議院議員在任中は公設秘書も務めた。

2013年参院選に立候補した­三宅洋平の選対本部長として「選挙フェス」をオーガナイズ。2015年、世田谷区議選2508票で落選。現在、千歳船橋で「沖縄そば岡てつ」店長を務める。

沖縄そば岡てつ日記「2016年参院選を終えて」

(引用) 6月11日沖縄そば岡てつで、「三宅洋平は参院選2016東京選挙区から立候補するか否か」の最終判断をするミーティングが行われました。参加者それぞれが言いにくいことも含めて率直に意見を述べました。強固な立候補反対派の仲間もいました。僕は「立候補する意味はあると思う。3年前の風を再び起こせれば6位は狙える」と見解を伝えました。「ちょっと散歩に行ってくる」洋平は店を出ていきました。30分ほどして戻ってきた洋平は、静かに口を開きました…
http://ameblo.jp/ttookd1967/entry-12183027901.html