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岡てつの国会レポート「国会NAU!」Vol.3 「TPP協定締結で政府が進めたがる8つの法案」

岡てつの国会レポート「国会NAU!」Vol.3 「TPP協定締結で政府が進めたがる8つの法案」

三宅洋平の2013年参院選にて選対本部長を勤め、現在もブレインとして三宅を支える「岡てつ」こと岡田てつお氏。議員秘書も勤め、国会への出入りのある岡てつが、国会の今をレポートする国会NAU(なう)をお届けします! (※写真は2015年発行のANTA MEDiAより)

Vol.3 TPP協定締結で政府が進めたがる8つの法案

TPPは多国間で結ばれる協定であるため、国会での承認が必要である。と同時に協定締結に伴いTPPで定められたルールと国内法に齟齬がある場合、国内法の規定を変更しなければならない。政府は、TPP協定の批准を前提として、「環太平洋パートナーシップ協定の締結に伴う関係法律の整備に関する法律案」を国会に提出済みだ。

この法律案は、8本の法案を1本にまとめて提出されている。昨年、10本の法案を「平和安全法制整備法案」として1本にまとめて審議のスピード化を図った安保法案時と同じ手法を取っている。8本の内容は以下の通りだ。

政府発表資料に見るTPP協定の意義
  • 関税暫定措置法及び経済上の連携に関する日本国とオーストラリアとの間の協定に基づく申告原産品に係る情報の提供等に関する法律
  • →輸入される貨物の原産性を確認するための税関が行う調査と輸出された貨物の原産性に関する輸出先税関への協力。牛肉、豚肉などの特定品目の輸入数量が一定の水準を超えた場合等、それぞれ関税率を引き上げる手続規定を整備する。

  • 著作権法
  • →著作権等の存続期間を50年から70年に延長する。著作権等を侵害する罪のうち一定の要件に該当するものについて告訴がなくても公訴を提起できることとする。配信音源の二次使用に対する請求権を付与する。

  • 特許法
  • →特許出願前に公表されている発明を新規として認める期間を6ヶ月から1年に延長する。特許権の存続期間の延長ができる制度を設ける。

  • 商標法
  • →商標の不正使用による損害の賠償を請求する場合において、当該登録商標の取得及び維持に通常要する費用に相当する額を損害額として請求できるものとする。

  • 医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律
  • →外国の登録認証機関による規定違反等を認めたときは改善請求、業務停止の請求、登録の取り消しをできるようにする。

  • 私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律
  • →独占禁止法の違反の疑いについて、公正取引委員会と事業者との合意により解決する仕組みを導入する。

  • 畜産物の価格安定に関する法律、砂糖及びでん粉の価格調整に関する法律及び独立行政法人農畜産業振興機構法
  • →肉用牛・肉豚の標準的な販売価格が標準的な生産費を下回った場合に、(独)農畜産業振興機構がその差額を補填するための交付金を交付する。砂糖の価格調整のため、機構が輸入加糖調整品から調整金を徴収し、これを財源として、国内産糖への支援に充当する。

  • 特定農林水産物等の名称の保護に関する法律
  • →輸入された不正表示品の流通の防止と我が国の地理的表示品のブランド化を促進する制度の整備を行う。(地理的表示の例:但馬牛、神戸ビーフ、夕張メロンなど)

政府の資料は非常に解読しづらいが、それぞれの法改正の事象は以下のサイトで公開されている。
「環太平洋パートナーシップ協定の締結に伴う関係法律の整備に関する法律案の概要」(平成28年3月 内閣官房)
http://www.cas.go.jp/jp/houan/160308/siryou1.pdf

TPPという協定が国内の制度にどれだけ大きく影響を及ぼすのか、読書の皆さんにも検証していただきたい。

岡田てつお プロフィール

1991年喜納昌吉のマネージメントOFFICE (有)チャンプルーズ入社。1992年喜納昌吉&チャンプルーズと共に活動す­るエイサーチーム「うるまエイサー」結成。喜納昌吉&チャンプルーズのライブ­、レコーディングなどに参加。また与論島、沖永良部島、宮古島、鹿児島などでエイサー­を指導。各地にうるまエイサーの支部を創設。1996年アトランタオリンピック公式文­化イベントには、喜納昌吉&チャンプルースとともにエイサー隊100人を率い­て出演。他にも「サバニ・ピース・コネクション」、「白船」、「戦争よりも祭りを イラクピースアクション」など喜納昌吉氏発案の平和ムーブメントの事務局を担う。さら­に、喜納昌吉氏の参議院議員在任中は公設秘書も務めた。

2013年参院選に立候補した­三宅洋平の選対本部長として「選挙フェス」をオーガナイズ。2015年、世田谷区議選2508票で落選。現在、千歳船橋で「沖縄そば岡てつ」店長を務める。

沖縄そば岡てつ日記「2016年参院選を終えて」

(引用) 6月11日沖縄そば岡てつで、「三宅洋平は参院選2016東京選挙区から立候補するか否か」の最終判断をするミーティングが行われました。参加者それぞれが言いにくいことも含めて率直に意見を述べました。強固な立候補反対派の仲間もいました。僕は「立候補する意味はあると思う。3年前の風を再び起こせれば6位は狙える」と見解を伝えました。「ちょっと散歩に行ってくる」洋平は店を出ていきました。30分ほどして戻ってきた洋平は、静かに口を開きました…
http://ameblo.jp/ttookd1967/entry-12183027901.html