
2019年1月5日発行、
三宅洋平マガジン「感覚と科学」38号より、中身を一部をご紹介します。
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━《目次》━━━━──────
0.No title
1. 犬式対談 002 「ポルノ超特急2018 出演直後 2018 12/22」(音声)
2.「ポルノ超特急2018」犬式(INUSHIKI)- Life Is Beatfull(動画)
3.三宅商店のイチオシ
4.談話室
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クイーンのさ、Live映像とかさ、21分なんだよね。
伝説のLiveだけど、持ち時間の中で21分なんだよね。
ジミヘンがギターを燃やすまでに使った時間が35分。
あのLiveも結局5曲しかやってないからね。
だから、時間を捻じ曲げるのは一曲で十分っていう意味では、
もうちょい脂がのってきたら、その感じでいけるかなぁって感じだよね。
(三宅洋平マガジン「感覚と科学」38号『ひとり語り011』より一部文字起こし)
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その2003年のLiveがなんでそんなに熱くなっちゃったかっていえば、1997年に18歳の時に、『ザ・クラッシュ(The Clash)』のジョー・ストラマー(Joe Strummer)と僕はフジロックで、たまたま本人とも知らずに仲良くなって、後で映画を観て「あいつだー」って、「自分が会ってたのは有名人だった」ってなって、『ザ・クラッシュ(The Clash)』聴き始めて、ハマって、っていう思い出がやっぱりフジロックにはあって。
で、2003年のライブの前の年の12月にジョー・ストラマー(Joe Strummer)が50歳で、突然心臓麻痺で亡くなって。
俺的にはフジロックで出会って・・・当時俺、大学1年生だったから、ほんとサッカー部続けるか、バンド始めるか悩んでて。ジョー・ストラマー(Joe Strummer)に会って、「あぁ俺はバンドやろう」って決めて、で、まさに今、『犬式(INUSHIKI)』でやってるみんなと当時、大学で出会って、バンド作って、デビューっていう風な運びになって。
だから当時自分の中では、フジロックでジョー・ストラマー(Joe Strummer)と共演するっていうのが。彼は当時、最後は『ザ・クラッシュ(The Clash)』ではなくて、『ジョー・ストラマー&ザ・メスカレロス(Joe Strummer & The Mescaleros)』っていうバンドで、素晴らしいバンドやってたんだけど。
『(ジョー・ストラマー&ザ・メスカレロス)Joe Strummer & The Mescaleros』が出るフジロックに自分らも出るっていうのが、自分的には夢だったから、一歩間に合わなかったんだよね。
2002年に『(ジョー・ストラマー&ザ・メスカレロス)Joe Strummer & The Mescaleros』が出てるんだよね。
俺らは2003年にそのルーキーステージにデビューして。「一年遅かったなぁ」って。当時22歳ぐらいだから、やっぱり若いから、今よりね、今の今をで生きてるから、ほんとなんか「間に合わなかったー!!」みたいな悔しさと、で、その思いがステージ上で溢れちゃって。バーン! みたいな。
でも俺がジョー・ストラマー(Joe Strummer)と出会ったくだりを、MCでずっと30分くらい喋ってる時、選挙演説みたいな空気になって、今思えばね。選挙フェスん時もそういう感じだったけど。ほんとそういう空気になったの。あのまさに選挙の空気になった。
(三宅洋平マガジン「感覚と科学」38号『ひとり語り011』より一部文字起こし)
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【三宅】
伝説の『犬式(INUSHIKI)』のフジロックって言えば、2003年、第6回目のフジロックかな。それに僕らルーキーで出たんだけど。持ち時間30分を、90分やってしまって。大目玉だったよね。
あの時、Victorの担当者に言われたのが、
「えー、楽器を持ってできるだけ遠くへ行ってください」って。
(一同笑)
【柿沼】
後にも先にも初めてだよ、そんなこと言われたの。
【三根】
楽器を線ごとひきづられて。
【三宅】
そうだね。
【三根】
ズズズズーとかってやられた記憶が。
【三宅】
あるある。で、それに対してブチ切れてさ、「何やってんだよ、こんないいLiveやったあとになんで怒られなきゃいけねぇんだよ」って。実際いいLiveだった。客がすごいことになってた。
【三根】
前列で泣いてるやつとかいましたよね。
【三宅】
世界がひっくり返ったみたいになってさ。
ビョーク(Björk)帰りの、グリーンステージの大トリ、ビョーク(Björk)あとの客がゾロゾロこっちへ入ってきて、「なんだ? なんだ?」みたいな。
あれはやっぱりすごい「音楽の力ってすげぇな」って思ったけど。
なんかあれから、ある意味、核爆弾みたいな自分ら力を持て余し続けてる感じはあるけど。遠慮なくやっていきたいなぁって思うけどね。
(三宅洋平マガジン「感覚と科学」38号『ひとり語り011』より一部文字起こし)
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